マネーフォワードでは受取請求書の改善(債務支払機能の導入)、予算管理の改善(Managerboardの導入)、マネーフォワード クラウド会計Plusの導入といった12もの業務改善プロジェクトを次々と推進してきた。
数々の成功体験を経て、同社はこうした業務改善プロジェクトの推進にあたり、下記の5つを、プロジェクトを成功に導くためのステップに挙げている。
- 改善ポイントの発見
- プロジェクトリーダーを任命
- スケジュール作成
- 改善のアイデア出し
- 情報アップデート
事実、受取請求書改善の例では、プロジェクト発足からテスト導入、全社導入までを2カ月で完遂。業務効率を飛躍的に伸ばすのに成功している。導入した債務支払機能はクラウドサービスなので他社での運用実績があり、これが低リスクで一気に全社に展開できた要因とのことだ。
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上場経理部長から学ぶ、失敗しない業務改善の5ステップ
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業務改善の成果と次世代ERPのすすめ
2年間で12回の業務改善を経た結果、マネーフォワードの経理部では平均残業時間が41.8%減少、有給休暇の取得も32倍に増加している。従業員サーベイによる満足度調査も25%上昇したという。
マネーフォワードは、こうしたプロジェクトをそれぞれ成功に導くには、いくつかポイントがあると述べる。「プロジェクト管理ツールの活用」「既存のやり方に執着しない」「API連携を意識したツール検討」「紙をとにかく減らす」の4つだ。
また、業務改善は一度にまとめて行おうとすると、ハードルが高いうえ個々のプロジェクトが中途半端に終わってしまう可能性がある。加えて、複数の課題解決を目的に導入したシステムだと不要な機能まで付いてきて、かえってコストパフォーマンスが下がることも珍しくない。
従って、プロジェクトをひとつひとつ進められ、尚且つそれらが連携できる、ERPの活用が業務改善においては望ましい。たとえば次世代のポストモダンERPである「マネーフォワード クラウドERP」なら、必要な機能だけ導入することができるうえ、それぞれシステム間の連携も可能となる。
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ここまでマネーフォワードにおける業務改善プロジェクトの概要を見てきた。以下でダウンロードできる資料では、5つのステップ、プロジェクトを成功に導く4つのポイントなどを詳細に解説している。短期間で数多くの業務改善を果たしたマネーフォワードのノウハウをぜひ役立ててほしい。
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