そのイベント案件は、世界最大級という規模にもかかわらず、入札の決定から大会開催までの期間はわずか4カ月だったという。結果的には新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1年間の猶予が与えられたものの、開催するかどうかも定かではない不安定な状況の中で5,000台もの無線機を調達し、動作検証を行うのは、並々ならぬ苦労があっただろう。

この難題に対し、モトローラ・ソリューションズと販売パートナーのオンザウェイは、1,000台の無線機でさまざまなケースを想定した実証事件を徹底的に実施。クリティカルな状況にも対応できるシステムを構築していった。

最先端の技術を搭載した新製品を投入したため、大規模な運用における実証実験には細心の注意が払われた。限られた時間の中で検証の精度を高めた甲斐もあって、大会期間中は非常に高い通信頻度で高トラフィックな状況にもかかわらず安定した通信を維持し、スタッフ同士の迅速なコミュニケーションを実現できたという。

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5,000台の無線機を稼働させた大規模イベントの事例
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モトローラ・ソリューションズの無線機が選ばれた理由とは

こうした成果を上げられたのは関係者の努力もさることながら、高品質なプロダクトの存在も見逃せない要素だ。本イベントで用いられたのは、モトローラ・ソリューションズが提供するブロードバンド通信システム「WAVE PTX」と、その専用無線機「TLK100」である。「TLK100」はシンプルな使い勝手や堅牢性が特徴で、液晶ディスプレイなどは搭載されていない。表示される情報はチャンネルのみだが、音声の品質や耐久性に徹底してこだわっている。

「ほとんどのユーザーの方は現場で無線を使うときに、映像やテキストなどの情報を必要としていません。機能が多ければ操作も複雑になるため、使いこなすのが難しくなってしまう。TLK100は、ブロードバンド無線として多機能であることよりも、高音質で遅延なく繋がるシンプルな価値を徹底して追求しています」とは、販売パートナーのオンザウェイによる評価である。

世界的にモトローラ・ソリューションズの製品は、公共機関に数多く導入されていることもポイントで、たとえばアメリカでは軍隊から警察、消防、救急などパブリック・セーフティの現場で採用されているという。

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モトローラ・ソリューションズの技術力とプロダクトの信頼性が光った今回の事例は、イベント業のみならずさまざまな業種で参考になることだろう。ぜひ以下からダウンロードできる資料を参照し、迅速なコミュニケーション現場の実現に役立てていただきたい。

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