パンデミック拡大に伴う働き方の変化は、セキュリティのあるべき姿をも一変させた。在宅ワークが当たり前のように行われるようになったことで、従来採られてきたファイアウォールの内側を守る境界防御に限界が訪れているのだ。

社外を含むあらゆる場所、あらゆるモノを対象にしてセキュリティ対策を講じる――このような新時代のインシデントに対応するために、企業にはいま、「SASE(サシー)」と呼ばれる考え方をセキュリティ対策に取り込むことが求められている。

この数年でよく目にするようになった「SASE」だが、読者のなかにはまだその全容がうまく掴めていないという人もいるかもしれない。以下のリンクでは、グローバルで有名な入門書シリーズ「Dummies」による、日本語版の「SASEガイドブック」をダウンロードいただける。本稿では簡単に、同ガイドブックについて紹介したい。

Palo Alto Networks 特別版
日本語版:Secure Access Service Edge(SASE) for dummies
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SASEは何がメリットなのか

SASEとはSecure Access Service Edgeの略で、クラウドで提供される統合ソリューションを用いて高度なネットワークとセキュリティ機能を提供することによって、ネットワーク、システム、エッジ間の安全なアクセスを実現する設計を指す。

このSASEを導入すると、現在のネットワーキングやセキュリティの課題について次のように解決できるようになる。

  • 設備投資の削減
    SASEはオンサイトまたはユーザーのデバイスに必要な最小限のハードウェアまたはソフトウェアを使用して、クラウド内のネットワーキングおよびセキュリティ機能を提供。このため、他の手法と比較して少ない設備投資でセキュリティ水準を高めることができる。
  • 完全な可視化と制御
    SASEでは、FWaaS、SWG、DLP、CASB機能を介したSaaSのセキュリティなど、クラウドの持つ機能で完全な可視性と制御を提供することができる。
  • 複雑さを軽減
    すべての管理機能が、直観的に使用できる一括管理型のインターフェイスからクラウドで集中管理可能。異なるベンダーの複数のシステムについて学習、構成、管理する必要がなくなるため、運用管理の複雑さを軽減することができる。

「Secure Access Service Edge(SASE) for dummies」ではこのSASEについて、大きく以下の5つの章立てのもと体系的に解説している。

第1章:現代のトレンドとネットワーキングアーキテクチャの進化に対するその影響
第2章:SASEのユースケース
第3章:SASEのネットワーキング機能
第4章:SASEのセキュリティ機能
第5章:SASEの主な利点

本ガイドをご覧いただくだけで、SASEについて知るべきことを理解することができるだろう。また、各章はそれぞれ単独で執筆されているため、知識を補完したい章だけを読み進めていただいてもよい。新時代のインシデントに対応するために、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

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