2015年頃から注目を集めはじめたRPAは、登場から数年の間、多くの企業でPOC(概念実証)や初期実装の試みが進められた。ただ、モデルケースが未確立だったこともあり、RPA導入に効果を感じている企業は少ない。かつてあった「過度な期待」が払しょくされた今、RPAは、「現実的な取り組み」として導入を進める段階に入ったといえる。

現実的なものとしてRPA導入を進める場合、各社で生じた課題とそこにあった「理想と現実のギャップ」を理解して、取り組みに臨む必要がある。このほどオートメーション・エニウェアと日立ソリューションズが公表したドキュメントは、RPA導入の課題を整理するうえで、大いに参考となるものだ。簡単にその内容を紹介しよう。

今こそ見直したい、RPA導入の課題と製品選定のポイント
~RPAのリプレイスに関する調査・事例を踏まえて~
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RPA導入の各フェーズでは、どんな課題が生じていたか

一般的にRPAの導入は、個人業務レベルで行う「計画・検証」、それを部門単位に広げる「部分導入」、そして全社へと展開する「本格導入」、この3つのフェーズで進められることが多い。

オートメーション・エニウェアと日立ソリューションズは、資料のなかで調査を引用し、これまでRPAを導入した企業のうち「本格導入」まで到達した割合はわずか5%に留まっていることに言及。全社展開を妨げる壁として、「計画・検証」と「部分導入」にある課題を下図のように整理している。

再検討で注視すべきは、製品選定

RPAを導入した企業の大半が「本格導入」にまで至らない状況にあるのだが、では、各社が取り組みそのものを止めたかというとそうではない。資料ではRPA導入企業を対象としたアンケート調査について紹介しているが、その中では、導入企業の93%が、RPAの追加や変更によって「本格導入」に向けた歩みを継続する予定であることが示されている。ただ、一方で同調査では、RPAの追加・変更にあたってどのようにツールを選定すべきかを悩む企業が多いことも示唆されている(下図)。RPA導入で成果を出すために、企業は何に着目して製品選定を進めるべきか。

資料では、前半に触れた各導入フェーズで起きた課題に触れながら、RPA製品選定の重要なキーについて体系的に解説。要件を満たすRPA製品として、「Automation 360」を紹介している。過去RPAを導入したが成果を最大化するには至らなかった方、これからRPAの導入や再検討をスタートする方にとっては、有益なヒントが多くあるはずだ。ぜひダウンロードのうえ、詳細をご覧いただきたい。

ダウンロード資料のご案内

今こそ見直したい、RPA導入の課題と製品選定のポイント
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[PR]提供:オートメーション・エニウェア・ジャパン、日立ソリューションズ