SATORIは2月27日、カスタマー・コミュニケーションズがマーケティング・オートメーション(MA)ツール「SATORI」を導入した事例を公開した。

カスタマー・コミュニケーションズでは、顧客ID付きPOSデータを用いたマーケティングソリューションを提供している。2016年より開始した新サービス「Dolphin Eye」の新規顧客開拓を仕組み化し、営業活動を効率化したいと考えた同社は、MAツールの導入を検討。国産のツールならではのサポート対応や、今後の機能拡張への期待、個人情報取得前のユーザーに対するアプローチが可能な点などから、SATORIの選定に至った。

2016年5月の稼働開始後は、Dolphin Eyeのトライアル顧客のサービス利用状況に加え、カスタマー・コミュニケーションズの公式サイトや同社が運営する無料売れ筋ランキングサイト「ウレコン」のアクセス情報をSATORIに取り込み、行動分析を実施している。また、Dolphin Eyeのトライアル顧客に対するステップメールの自動送信やメールマガジンの一斉配信にも活用しているという。

各サイトとSATORIの連携イメージ

導入により、見込顧客の行動パターンが可視化できたほか、トライアル期間中のサービス利用状況を含め、成約に至るまでにどんなコンテンツへアクセスしたかについて、複数のサービスサイトを横断した分析が可能になったとしている。