こんにちは。吉政でございます。 筆者はよく業界セミナーに登壇するのですが、その際「WordPressを選ぶメリットとデメリットを教えてください」という質問を受けました。なんでもその方はWeb構築のビジネスを始めようと思っていて、メインとなるCMSをどれにしようかと考えているとのことでした。
Web制作の商材として選ぶ場合でも、自社で採用する場合でもシェアが大事です。そこで、まずは国内のCMSシェアを見てみたいと思います。以下はw3techs.comの調査結果ですが、国内のCMSシェアは圧倒的にWordPressが占めています。
また、上場企業のCMSシェアでも2位と20倍以上の差をつけてWordPressが一位であり、2025年の時点で5318サイトが稼働しています。
WordPressのシェアが高い5つの理由
WordPressのシェアがここまで高い大きな理由は以下であると考えられます。
- 追加機能やデザインをつかさどるプラグインやテーマの数が多く、開発をしなくてもさまざまな機能や美しいデザインを実現できる
- 世界的なコミュニティが協力であり、開発が早く、修正も早い(技術力が高く安全)
- ドキュメントも豊富で学びやすく調べやすい
- 対応できるエンジニアが多い
- 導入数が多いため、何かあっても救済措置が迅速に行える
このように、WordPressには複数の利用メリットがあり、シェアは今も増えており、CMS採用時にWordPressを検討しない理由がないと思います。よほど特殊な機能が必要な場合はWordPressを検討しないという選択肢もあるかもしれませんが、「その特殊な機能って逆に何?」と筆者は考えてしまいます。
まして、これからWeb制作のビジネスを始めるなら、高いシェアを持つWordPressを扱えないことは大きなビジネスチャンスを失うことになるでしょう。
筆者の感覚では、商材検討でも採用検討でも高いシェアを持つWordPressを検討に入れないことは考えられません。
WordPressを利用する上での注意事項
最後に、WordPressの注意事項を紹介します。
(1)テストサーバを用意する WordPressを企業で本格運用する場合バージョンアップの際にもテストサーバーがあったほうが安全で効率的です。最近は、ランサムウェア対策の一環としもテストサーバは重要です。ランサムウェアの被害を受けた場合、テストサーバに復旧して、クリーニングを行うこともあります。
(2)管理画面を保護する WordPressを安全に使うには管理画面を保護することが重要です。ユーザーIDを増やせば増やすほど漏洩リスクが増します。したがって、ユーザーIDはなるべく減らして管理することが重要です。そして、使い回さないようにしましょう。複数人で一つのIDを使いまわすと、漏洩のリスクが増します。
(3)技術力が高い業者を選らず WordPressを取り扱える業者も玉石今号なので、技術力が高いところを選びましょう。技術力が足りない業者を選ぶと、初期導入コストも運用費用も高く、そして表示速度が遅いWordPressを導入することになります。技術力が高ければ、費用を落として高速で安全なWordPressを構築できます。
業者選定をする際に、Google PageSpeed Insightsを使って紹介されたWebサイトの表示速度を調べてみましょう。そのサイトが遅かったり、Googleの基準に合っていなかったりする場合、その業者はおそらく技術力が低いと思います。
いかがでしょうか? 参考になる面があると幸いです。 今日はこの辺で
