ビジネス動画を手軽に作成できる「Google Vids」ですが、これまでAIを活用した機能のほとんどは日本語で利用できず、何らかの形で人の手が必要になることから、動画作成にそれなりに手間がかかると感じていた人も多いのではないでしょうか。「Google Workspaceをビジネスで活用する」の過去回はこちらを参照。
しかし、2026年4月2日にグーグルはGoogle VidsにAI関連の機能を多数追加。これにより、日本語の環境でもAIにプロンプトで指示するだけで、簡単に動画を作成できるようになりました。そこで、今回はGoogle VidsのAI関連機能を使い、何もない状態から下のようなニュース風の動画を作成する方法を説明したいと思います。
「Veo」で動画を作成する
まずはベースとなる動画を選択するのですが、Google Vidsの編集画面から、右端のサイドバーにある「Veo」を選びます。
するとサイドパネルが開くので、生成したい動画の内容をプロンプトで入力し「生成」ボタンをクリックします。生成できる動画は「Veo 3.1」を用いた8秒のクリップとなり、生成できる回数は無料エディションで月あたり10回までとなっています。
また、執筆時点では最適な動画生成をするにはプロンプトを英語で入力する必要があるとされています。
実際に試してみた限りでは、日本語でプロンプトを入力しても動画生成自体は可能なようですが、エディションによっては生成可能な回数が少ないだけに、目的に合った動画を確実に作成したいなら、少なくとも現時点では英語で入力した方が確実かもしれません。
しばらく待って動画の生成が終わると、サイドパネルの下部に動画が現れるので、これをクリックすると画面中央にプレビューが現れます。内容に問題がなければそのまま「挿入」ボタンを押せば動画を追加できます。
「Lyria 3」でBGMを作成
続いてBGMを作成します。グーグルは音楽生成用のモデル「Lyria 3」の提供を開始しており、Google Vidsではこれを活用して動画のBGMを生成することも可能となっています。
生成するにはサイドバーから「音楽」を選んだ後、サイドパネルにBGMのジャンルやイメージをプロンプトで入力し、「生成」ボタンを押します。
しばらく待つとBGMが生成され、サイドパネルの下部で再生して確認することができます。内容に問題がなければ「挿入」をクリックして動画に追加してください。
最後にアバターのナレーターによるナレーションを追加します。まずはサイドバーで「アバター」を選択した後、ナレーションの内容を入力し「プレビュー」をクリックします。
アバターによるナレーションのプレビューができます。この段階では読み上げた音声と口の動きを合わせる「リップシンク」が完全ではありませんが、雰囲気はつかむことができるでしょう。内容に問題がなければ「生成」を押してください。
その後生成が完了すると、動画内にリップシンクに対応したアバターのナレーション動画が追加されるので、位置やサイズを変更するなどして好みの場所に設置すればOKです。
ちなみにアバターには複数の種類が用意されており、サイドパネルから「変更」ボタンを押して他のアバターに変えることができます。男女や人種別のリアルなアバターだけでなく、アニメ調のアバターも用意されているので、動画の内容や雰囲気に合わせて好みのものを選ぶといいでしょう。
あとは作成したい動画の尺に応じてこれらの作業を繰り返せば、リアルで本格的な動画を短時間、かつ簡単なステップで作ることが可能となっています。仕事で動画作成を頼まれたけれど、面倒で手間がかかる……と思っているなら、ぜひGoogle Vids新たに追加されたAI機能を積極的に活用することをお勧めします。









