多くの人が望んでいるであろう、「Gmail」に届いたメールの内容を判断して「Googleカレンダー」に予定を追加してくれる機能。すでに英語版では「カレンダーに追加(Add to Calendar)」というボタンを使ってそれができるようになっていますが、日本語のGmailではまだその機能が備わっておらず、使うことができないように見えます。「Google Workspaceをビジネスで活用する」の過去回はこちらを参照。

しかし、実はこのボタンがなくても、Geminiのサイドパネルを使うことで、日本語でもGmailに届いたメールからGoogleカレンダーに予定を追加できるようになっています。ただ思った通りに予定を登録するには、少々コツが必要なことに注意する必要があるでしょう。

では、実際にどのような操作をすればいいのでしょうか。ライターである筆者がよく受け取るような、報道関係者向け発表会の案内メールから、Googleカレンダーに予定を登録する場合を例に挙げて説明しましょう。

  • Google Workspaceをビジネスで活用する 第133回

    このような発表会の案内メールが「Gmail」に届いた時、Geminiのサイドパネルを使って「Googleカレンダー」にその予定を登録する

メールからGoogleカレンダーに予定を登録する方法

まずは上のようなメールを受信したら、Geminiのサイドパネルを呼び出してから「このメールの予定を登録して」などとプロンプトで入力します。

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    メールが届いたらGeminiのサイドパネルを呼び出し「このメールの予定を登録して」などとプロンプトを入力する

するとメールに記載されている日時や場所を基に、GeminiがGoogleカレンダーに予定を作成して登録してくれます。後はサイドパネル上の追加された予定をクリックすれば、Googleカレンダーで直接予定を確認することができます。

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    メールの内容を基に予定を作成してくれるので、作成した予定をクリックする

登録された予定には発表会の名称と日時、そして場所の情報がしっかり登録されているので、単に予定を登録したいというだけならこれでも十分です。ですが予定の説明欄を確認しますと、メール内に記載されているイベントの詳細内容は登録されていないので、内容を後から確認することができません。

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    Googleカレンダーが開いて予定を確認できるが、登録されるのはイベント名と日時、場所だけであることが分かる

現状はGeminiで作成した予定に必要な内容を手動で追加するのがベスト

できればメールの内容からイベントの詳細を説明欄に登録して欲しいのですが、現時点でそれをGeminiだけで完結しようとすると、意外とハードルが高いようです。例えば先のプロンプトに「説明には予定の詳細を登録して」などと追加してGeminiに送れば、メール本文の内容をそのまま説明欄に追加すること自体は可能です。

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    「説明には予定の詳細を登録して」などとプロンプトに追加する(1)と、メール本文を予定に追加して登録(2)することが可能だ

しかし、登録時に改行をすべて消してしまうようで、実際に予定の説明欄を確認すると非常に見づらくなってしまいます。もちろん手動で内容を見やすく編集することも可能ではありますが、かえって手間がかかってしまいます。

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    ただし詳細を確認すると、改行が全て消えてしまっており非常に見づらい

それゆえ現時点では、Geminiで作成した予定に必要な内容を手動で追加するのがベストということになるでしょう。具体的にはメールから説明欄に追加したいテキストをメールからコピーした後、Geminiのサイドパネルで予定を追加し、予定の右側にある編集ボタンをクリックします。

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    Geminiのサイドパネルで予定を追加した後、予定の編集ボタンをクリックする

Gmail上で該当の予定を編集できるダイアログが現れるので、説明欄にコピーしたテキストを貼り付け、「保存」ボタンを押して下さい。

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    登録した予定の編集ダイアログが現れるので、説明欄(1)に必要な情報を登録して「保存」ボタン(2)を押す

もちろん今後、Geminiがさらに進化することで、メールの内容から自動的に必要な情報を予定の説明に追加してくれるようになる可能性は十分あるでしょう。ですが現時点では、Geminiは予定の追加に割り切り、追加した予定に手動で必要な情報を加えていくというのが現実的といえそうです。

  • Google Workspaceをビジネスで活用する 第133回

    編集した後にGoogleカレンダーから予定を確認すると、追加した予定が説明欄に追加されていることが分かる

もちろん今回紹介した方法はあくまで1つの例に過ぎませんので、より効率的な追加方法もあるかと思います。色々な方法を試してみてベストな方法を確立していくのがいいのではないでしょうか。