多くの人が望んでいるであろう、「Gmail」に届いたメールの内容を判断して「Googleカレンダー」に予定を追加してくれる機能。すでに英語版では「カレンダーに追加(Add to Calendar)」というボタンを使ってそれができるようになっていますが、日本語のGmailではまだその機能が備わっておらず、使うことができないように見えます。「Google Workspaceをビジネスで活用する」の過去回はこちらを参照。
しかし、実はこのボタンがなくても、Geminiのサイドパネルを使うことで、日本語でもGmailに届いたメールからGoogleカレンダーに予定を追加できるようになっています。ただ思った通りに予定を登録するには、少々コツが必要なことに注意する必要があるでしょう。
では、実際にどのような操作をすればいいのでしょうか。ライターである筆者がよく受け取るような、報道関係者向け発表会の案内メールから、Googleカレンダーに予定を登録する場合を例に挙げて説明しましょう。
メールからGoogleカレンダーに予定を登録する方法
まずは上のようなメールを受信したら、Geminiのサイドパネルを呼び出してから「このメールの予定を登録して」などとプロンプトで入力します。
するとメールに記載されている日時や場所を基に、GeminiがGoogleカレンダーに予定を作成して登録してくれます。後はサイドパネル上の追加された予定をクリックすれば、Googleカレンダーで直接予定を確認することができます。
登録された予定には発表会の名称と日時、そして場所の情報がしっかり登録されているので、単に予定を登録したいというだけならこれでも十分です。ですが予定の説明欄を確認しますと、メール内に記載されているイベントの詳細内容は登録されていないので、内容を後から確認することができません。
現状はGeminiで作成した予定に必要な内容を手動で追加するのがベスト
できればメールの内容からイベントの詳細を説明欄に登録して欲しいのですが、現時点でそれをGeminiだけで完結しようとすると、意外とハードルが高いようです。例えば先のプロンプトに「説明には予定の詳細を登録して」などと追加してGeminiに送れば、メール本文の内容をそのまま説明欄に追加すること自体は可能です。
しかし、登録時に改行をすべて消してしまうようで、実際に予定の説明欄を確認すると非常に見づらくなってしまいます。もちろん手動で内容を見やすく編集することも可能ではありますが、かえって手間がかかってしまいます。
それゆえ現時点では、Geminiで作成した予定に必要な内容を手動で追加するのがベストということになるでしょう。具体的にはメールから説明欄に追加したいテキストをメールからコピーした後、Geminiのサイドパネルで予定を追加し、予定の右側にある編集ボタンをクリックします。
Gmail上で該当の予定を編集できるダイアログが現れるので、説明欄にコピーしたテキストを貼り付け、「保存」ボタンを押して下さい。
もちろん今後、Geminiがさらに進化することで、メールの内容から自動的に必要な情報を予定の説明に追加してくれるようになる可能性は十分あるでしょう。ですが現時点では、Geminiは予定の追加に割り切り、追加した予定に手動で必要な情報を加えていくというのが現実的といえそうです。
もちろん今回紹介した方法はあくまで1つの例に過ぎませんので、より効率的な追加方法もあるかと思います。色々な方法を試してみてベストな方法を確立していくのがいいのではないでしょうか。







