Googleの新サービス?「What do you love?」

Googleが新たな検索サービスを6月にこっそりと開始している。その名も「What do you love?」。これは、入力した検索キーワードで、Googleの様々なサービスの検索結果をまとめて表示してくれるサービスだ。たとえば動画やマップ、画像、他言語への翻訳結果などが一覧で表示される。

現在は日本語には未対応のようだが、今後が楽しみなサービスだ。

What do you love?

「Tokyo」の検索結果。「東京」ではなにも表示されない

あの日見たページの場所を僕たちはもう知らない

さて本題である。インターネットでとある情報を以前に見たことがあり、そのページをもう一度見ようとして「あのWebサイトのどこかにあったはずなのに……」。こんな歯がゆい思いをしたことのある人も多いのでないだろうか。

Webサイトまでは覚えているのに、そのページへの行き方が分からないもどかしさ。

そんな時に「サイト内検索」は非常に便利である。サイト内検索とは「特定のWebサイト内を検索する機能」で、分かりやすい例としては大手企業や県庁、市役所など行政のサイト内にある検索ボックスだ。

宮城県庁Webサイトのサイト内検索ボックスの例

しかしながらこのサイト内検索機能は必ずしもすべてのWebサイトに用意されているわけではない。今回はサイト内検索がないWebサイトで、情報を探す方法を紹介しよう。

たとえばマイコミジャーナルから「あの花」という語を含むページを探したい場合には、探したいにサイトのURLに「site:」を付けて「あの花□site:journal.mycom.co.jp」のように入力すればよい(以下入力されたスペースを□で表す)。

このように検索すると、Webサイト「journal.mycom.co.jp」の中から「あの花」というキーワードを含むページを検索してくれるわけである(なお、マイコミジャーナルにはサイト内検索がちゃんと用意されています)。

「site:」で検索した結果画面。表示結果はすべてマイコミジャーナルのページだ

このサイト内検索をする際には「site:」と指定するURLの間にスペースを入れないことと、キーワードと「site:」の間を全角スペースにした場合には「site:~」を最後に入力することに注意。半角スペースの場合には、順番は最後でなくても大丈夫だ。

まとめ

このように、サイト内検索はあるWebサイトついて特定の話題のページを探す場合や、目的がハッキリしていて余計な検索結果を表示したくない場合などに役立つだろう。

さて、これで読者の皆さんはサイト内検索の方法を忘れてしまっても、この記事をgoogleでサイト内検索してもらえればバッチリなわけである……。

当初「site:~は必ず最後に入力する」と記載していましたが、これは全角スペースで区切った場合でした。半角スペースの場合には順番は最後でなくても問題ありません。ご指摘頂き、訂正を行いました。