生成AIの利用により、アプリケーションのソースコードを生成させることができる。しかし、これは常に完璧というわけではなく、誤ったコードが生成されたり、動作しないコードが生成されることもある。
そこで今回は、生成AIを使って、生成された動作しないPythonスクリプトをデバッグする方法を紹介する。
前回までの作業のおさらい
前回はChatGPTでTodoアプリで使用するデータベースのデータ構造設計、それを利用するための基本的なPythonスクリプトの生成、そのコードを2つのファイルに整理するといったところまで作業を行った。
それぞれの成果は次のとおり。
| 列名 | 型 | 内容 |
|---|---|---|
| id | INTEGER (主キー) | Todoアイテムの一意識別子 |
| title | TEXT | Todoアイテムのタイトル |
| description | TEXT | Todoアイテムの詳細な説明 |
| due_date | DATE | Todoアイテムの期日 |
| priority | INTEGER | Todoアイテムの優先度。1が最も高い優先度で、3が最も低い優先度 |
| completed | INTEGER | Todoアイテムが完了したかどうかを示すフラグ。0は未完了、1は完了 |
| ファイル名 | 内容 |
|---|---|
| todo_app.py | CUIの処理を行うファイル。ユーザーが直接操作する。 |
| todo_db_manager.py | SQLiteデータベースとのやり取りを担当するファイル。 |
