バラクーダネットワークスのサービスとアプリケーションを管理している方であれば、バラクーダクラウドコントロール(BCC)をよくご存知でしょう。BCCは、ユーザがバラクーダネットワークスのすべての製品/サービスに対して集中的にアクセスできる一元管理プラットフォームです。BCCに関する詳しい内容は、こちらをご覧ください。
BCCを使用すれば、バラクーダネットワークスのほとんどのインフラストラクチャを直接管理できます。したがって、バラクーダネットワークスの製品を利用している方にとって、BCCの使用方法を理解することが非常に重要です。また、リモートサイトのユーザのサポート、ファームウェアとアップデートの適用、複数のデバイスに対するポリシーの適用やレポート実行、ユーザ同士で情報交換できるコミュニティフォーラムへのアクセスも、BCCから実行できます。このようにBCCは、優れたユーザエクスペリエンスを実現する上で重要な役割を果たしています。
BCCインターフェースを設定することにより、必要な情報に即座にアクセスできるようになります。たとえば、BCCへのログインで最初に表示されるデフォルトページを設定すると、情報のロード時間を短縮できます。
これにより、BCCへのログイン後、サービス、アプライアンスコントロール、BCCページなどを最初に表示することが可能です。BCCでは「アカウント」と「コミュニティ」のページが最初に表示されますが、これはバラクーダネットワークスの製品とは関係のないページです。バックアップ、Webセキュリティ、アプライアンスコントロールなどのページは、サービスやアプライアンスのデータをもとに表示されます。
サービスやアプライアンスのステータスページがロードされると、各エンドポイントのデータ収集が始まります。たとえば次の画面ショットでは、[バックアップ]セクションにエンドポイントが4つ表示されています。
このネットワークで稼働しているバックアップサービスのステータス情報を表示するために、次のエンドポイントでデータ収集が実行されます。
Barracuda Cloud to Cloud
Development
HQ Backup
Remote Sales
データ収集が完了すると、[バックアップ]ページにデータが表示され、ユーザが参照できるようになります。ただし、ユーザによっては、別のページを最初に表示したいというニーズもあるでしょう。1日に何度かログインしてサポートフォーラムをチェックする場合、[バックアップ]ではなく[コミュニティ]を開始ページに表示した方が便利です。このような変更は、簡単な手順で実行できます。
BCCにログインした後、左上のメニューで[アカウント]をクリックし、右のメニュー項目から[ユーザ管理]を選択します。アカウントに登録されているユーザが一覧表示されます。
リストからユーザを選択します。これにより、右側にユーザの詳細情報が表示されます。この画面では、ユーザの表示名、パスワード、開始ページ、割り当てられているアクセス権限などを変更できます。スタートページは、ドロップダウンメニューで選択するだけで変更できます。
右上にある[保存]ボタンをクリックし、変更内容を保存します。BCCにログインすると、新しいスタートページが表示されます。
スタートページの設定などBCCの操作方法に関するご質問は、こちらのサポート担当に電話またはメールでお寄せください。
BCCの詳しい内容については、以下のリソースも参考にしてください。
BCCアカウントはこちらから無料で登録できます。
BCCのデモとオンデマンド動画はこちらから視聴できます。
※本内容はBarracuda Product Blog 2015年9月1日Optimizing the Barracuda Cloud Control starting pageを翻訳したものです。
クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)
本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』10月8日付の記事の転載です。