NTTデータグループは4月9日、データセンター事業を担うグループ会社のNTTグローバルデータセンターを通じて、京都・京阪奈エリアにおいて、「京阪奈OSK11データセンター」(以下、OSK11)を正式に開設したことを発表した。

  • 京阪奈OSK11データセンター

    京阪奈OSK11データセンター

データセンター開設の背景

関西地域におけるデータセンターは、これまで国内外企業のバックアップ用途や災害対策(ディザスタリカバリー)拠点としての役割を担い、二次的な集約地域として発展してきた。

しかし近年では、生成AIやクラウドサービスの普及拡大に伴い、関西および西日本市場に向けたサービス提供拠点としての重要性が高まっている。特にハイパースケーラーにとっては、首都圏に次ぐ第2の中核拠点として位置付けられ、需要が拡大している。

こうした市場環境の変化とデータセンター需要の高まりを受け、NTTグローバルデータセンターは京阪奈エリアにおいて新たなデータセンター開設に至った。

データセンターの概要と特長

OSK11はAI対応データセンターとして設計されており、高効率な冷却技術とグローバル水準の技術や設計基準を採用することで、拡大が続くクラウドおよびAIワークロードの需要に対応する。

国内で成長が著しいデータセンター市場の一つである関西地域のデジタルインフラを強化するとともに、NTTグループの研究開発施設に隣接していることから、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)をはじめとする次世代技術の革新を加速させる環境を整える。

西日本有数のインフラ中枢であり、NTTグループも多数の拠点を構える大阪・堂島エリアに近接した立地に位置するOSK11は、1万900平方メートルのサーバールームに対しIT容量30メガワットを提供し、ハイパースケーラーおよびエンタープライズに向けて高い可用性と拡張性を備えたデジタルインフラを提供するという。

OSK11は国際標準Tier III基準相当の電源、冷却設備、空調設備、ネットワークの冗長構成に加え、セキュリティにおいても最高基準を満たすよう設計。グローバル基準の運用体制のもと高品質な運用と管理を徹底するとのことだ。