イグアスは3月3日、日本IBMが提供するAIエージェント駆動のエンタープライズ向け開発支援パートナー「IBM Bob」の活用を支援する「イグアスAI駆動型開発サービス -IBM Bobシリーズ-」の提供を同24日から開始すると発表した。
IBM Bobを活用した包括的なサービスを提供
同サービスは、IBM Bobを活用したアプリケーションの受託開発から、顧客自身でAI駆動型開発の実現に向けたコーチングまでを包括的に提供。これにより、IBM Bobを活用した高効率なアプリケーション開発・運用を実現するとともに、AI駆動型開発の内製化も推進することを可能としている。受託開発、コーチング、IBM Bob対応の開発支援ツール「i-Cross API for AIエージェント」や、即座にAIエージェントを活用した検証・開発ができるクラウド環境「PVS One for AIエージェント」の設定まで、開発ニーズに合わせたサービスを各種提供する。
まず、IBM Bobアプリケーション開発サービスとしては、専門スキルを有する技術者がIBM Bobを活用し、要件に応じたアプリケーション開発をAI駆動型で実施することで、従来の開発手法と比較してサービスインまでの期間を短縮し、高効率な受託開発を実現。対象はエンジニア不足の企業や新規アプリケーションを早期導入したい企業となる。
モダナイゼーションでは、既存システムのソースコードを最新アーキテクチャへ再構築し、現状ソース変換・開発に対応。対象例はUIモダナイズ(COBOLなど既存グリーンスクリーン向け画面をブラウザUI向けの構造へ作り替え)やレガシーRPG(IBM i 専用開発言語、旧記法)からFree-Form RPG(新記法)への書き換えなどを想定。
マイグレーションは既存システムを新たな技術基盤へ移行し、対象例はCOBOLで構築された既存システムをJavaへコンバージョン、RPGで構築された既存システムをSQLへの変換となる。新規開発では、新規の各種アプリケーション開発とし、対象言語はSQL、Python、Java、JavaScript、Free-Form RPGを想定している。
保守、コーチングサービスの概要
次にIBM Bobアプリケーション保守サービスは、顧客および同社のIBM Bob アプリケーション開発サービスで開発したアプリケーションに対し、AI駆動型開発のスキルを持つエンジニアがIBM Bobを活用して継続的な保守・運用サービスを提供する。
対象は、障害対応に多くの工数を割いている企業、保守担当者不足・属人化に課題を抱える企業となり、サービス内容はアプリケーション障害が発生した際の問題判別および修正対応、アプリケーションの追加開発となる。
続いて、IBM Bob開発コーチングは顧客が自社内でIBM Bobを効果的に活用し、開発プロセスへ定着させるために、導入初期の設定・利用方法の理解から、開発における活用方法まで、専門コーチが支援。
対象はIBM Bobを活用したAI駆動型開発を行いたい企業で、サービス内容は開発アドバイスや、仕様書をAIに読み込ませて開発を進める「仕様駆動開発(SDD:Spec Driven Development)」の考え方をベースに、IBM Bobへ最適な指示方法やプロンプト設計手法について専門技術者がコーチングを実施。各種質問対応ではAIツールの利用方法から開発プロセス上の疑問点まで様々な質問に対応する。対象言語はRPGで順次、対象言語の拡大を予定している。
開発支援ツールなどのサービスも提供
また、、i-Cross API for AIエージェント活用支援サービスでは、IBM Bobによる開発を支援するサポートツールとしてi-Cross API for AIエージェントを効率的に活用するための各種サービスを提供。対象はIBM Bobおよびi-Cross API for AIエージェントを活用したAI駆動型開発を行う企業を想定し、サービス内容は、i-Cross API for AIエージェント構築サービス、(2) i-Cross API for AIエージェント操作トレーニングを用意している。 さらに、PVS One for AIエージェント活用支援サービスはIBM Bobを活用した検証・開発に対応したクラウド環境を提供するPVS One for AIエージェントを効果的に活用するための各種サービスを提供。対象はIBM BobおよびPVS One for AIエージェントを活用したAI駆動型開発を行う企業となる。サービス内容は、PVS One for AIエージェント環境設定サービス、PVS One for AIエージェント操作トレーニングを揃えている。
料金形態は要件に応じた個別見積もりとなり、提供方法はソフトウェア開発・導入支援は、イグアスグループでソフトウェア開発・保守を専門とするアルファー・コミュニケーションズが担当し、販売についてはイグアスまたはアルファー・コミュニケーションズを通じて提供する。