BetaNewsは3月2日(米国時間)、「Windows 11 finally gets the sort of market share Microsoft wants - BetaNews」において、Windows 11の市場シェアが急上昇したと伝えた。
StatCounterが公表している統計データにおいて、Windowsに限定したバージョン別シェアの推移において、Windows 11は7割を超えるシェアを獲得したという。
1月に続き、2月もWindows 11のシェアが急上昇
StatCounterの統計データは150万以上のWebサイトから収集した月間50億ページビューの記録に基づいている。Webブラウザのユーザーエージェント情報を活用しているとみられ、その信頼性については「おおよその追跡」に使用できるとの意見がある。
今回StatCounterが公開した最新の統計データによると、2月はWindows 11のシェアが72.57%に上昇、前月と比較して10.16ポイント増加した。一方でWindows 10は26.45%に下落、前月と比較して9.32ポイント減少した。Windows 11のシェア増加率は2か月連続で2桁台を維持しており、これまでと打って変わって急上昇している。
Windows 11とWindows 10に負の相関
公開されたグラフを観察すると、Windows 11とWindows 10のシェアに負の相関がみられる。つまり、この変化の主な要因はWindows 10からWindows 11への買い替えと評価できる。
買い替えを促した原因は定かでないが、近年のAIデータセンター建設ラッシュに伴うPC価格の急騰が影響した可能性がある。PCパーツの不足なども伝えられており、交換を控えていたユーザーの需要を喚起したと捉えることができる(参考:「AIデータセンター建設ラッシュでHDDが枯渇の恐れ | TECH+(テックプラス)」)。
いずれにせよ、Windows 11に移行したユーザーがWindows 10に戻る可能性は低いことから、今後Windows 11のシェアトップは維持されるとみられる。Microsoftは長らくWindows 11のシェア拡大に悩まされていたが、2026年に入りようやく希望の状況が訪れたと言える。

