Windows Centralは2月26日(米国時間)、「New Windows 11 Start menu sparks user frustration|Windows Central」において、Windows 11の新しいスタートメニューに対するコミュニティーの反応およびMicrosoftに対する柔軟なカスタマイズ機能の導入を提案した。

これは新しいスタートメニューについて感想を募るRedditに寄せられた投稿を取り上げた記事。好意的な意見は少数に限られ、多くは「巨大さ」および「カスタマイズ機能の不十分さ」を訴えているという。

巨大なスタートメニューはWindows 8を彷彿とさせる

Redditに寄せられた否定的な返信の多くはスタートメニューの巨大さを指摘する内容で、不評を買ったWindows 8の全画面スタートメニューを引き合いに出す意見も確認できる。Windows Centralはアイコン間の間隔の広さ、特大のタイルおよび空のパディングなどを指摘し、機能よりもデザインを優先したことで、効率を優先するデスクトップユーザーの反感を買った可能性を伝えている。

ところが、モバイルデバイスのユーザーからは好意的な意見が寄せられたことも明らかになった。これはタッチ操作および狭い画面との親和性が高く、スマートフォンと同様の操作性を得られることが要因とみられている。

カテゴリーの手動調整を望む声

新しいスタートメニューの特徴はカテゴリー表示のサポートだ。アプリを既存のマッピングデータに基づき自動的に分類する機能で、スマートフォンのフォルダーに近い表示を実現する。

このコンセプト自体は悪くないが、自動分類の精度の低さが問題として指摘されている。Windows Centralによると、あるユーザーはゲーム配信プラットフォーム「Steam」およびゲームアプリのすべてを個別のカテゴリーに分類されたという。

この他にも、Microsoft 365アプリが不思議な順序で並び替えられたり、インストール済みのアプリの多くが「その他」カテゴリーに集約されたりといった報告も確認されている。これら問題に遭遇したユーザーからは、手動による編集、カテゴリー名の変更、サイズ変更を可能にする修正案が提案されている。

意外と簡単な解決策

解決策としてMicrosoftによるカスタマイズ機能の提供の他に、2つの方法が示されている。1つはサードパーティ製のカスタマイズアプリの導入、他方はリスト表示への切り替えだ。

リスト表示はスタートメニュー右側の「ビュー」を「カテゴリ」から「一覧」に変更する方法。ピン留めされたアプリと、アプリの一覧がシームレスに統合され、操作性が向上するという。

最適な解決策はユーザーの好み次第だが、前述の課題を解決するだけで多くのユーザーに受け入れられる可能性がある。Windows Centralは「多くのコメントに共通してみられるのは、変化への抵抗ではなく、コントロールを失うことへの抵抗だ」と述べ、Microsoftに柔軟なカスタマイズ機能の導入を求めている。