コベルコシステムは2月25日、「生成AI PoC支援サービス」の提供を開始した。同サービスは、実データを用いたPoC(概念実証)により、生成AIが業務に与える効果や導入時の課題を短期間で明確化し、投資判断や本格導入に向けた検討を支援するものとなる。これまで、一部の顧客を対象に先行して案内していたが、提供体制が整ったため同日から提供を開始する。
新サービスの概要
新サービスは、テーマ設定から結果報告までのプロセスを専門技術者が伴走しながら進め、生成AIの活用可能性と期待効果を約2~3カ月で可視化する。すでに利用しているAWS(Amzon Web Services)やMicrosoft Azureなどのクラウド環境上に、安全かつ迅速に検証環境を構築。小さく試し、成果を確かめながら次のステップへ進める実践的なアプローチで、企業の生成AI活用を後押しする。
RAG(検索拡張生成)構築や生成AI連携に精通したチームが対応し、PoC支援の実績をもとに実際のデータや業務課題を用いた検証を実施し、生成AIが活用できる領域と期待効果を明確化する。
また、業務課題やデータ環境に応じて、テーマ設定から検証・報告までを短いサイクルでスピーディに進めるアジャイル型のアプローチで推進し、既存環境を活用して短期間・低コストで安全に検証を行い、本格導入前にリスクを抑えながら成功パターンを把握するという。
さらに、ERP(Enterprise Resource Planning)やPLM(Product Lifecycle Management)、MES(Manufacturing Execution System)、IoT、インフラ、セキュリティ、データ基盤までのトータルソリューションを提供し、顧客とともにAI導入を実現するとのことだ。
新サービスの提供により、RAG領域での支援を加速させると同時に、企業の生成AI活用を広げ、今後はエージェンティックAIやマルチモーダルAIなど、新たな生成AI領域へも支援を広げ、企業の生成AI活用をさらに支援していく考えだ。
