【2026年 勇往邁進する 午年生まれの企業トップたち】IHI会長 満岡次郎さん

振り返れば、コロナ禍では当社の主力である民間航空機の需要が急減、移動せずにオンラインが主流になるかと思われた時期もありました。しかし今、改めて人と人が直接会うことの意義が見直されています。

 その後、「安保三文書」が出たことで、改めて安全保障をしっかりやっていこうということになりましたし、カーボンニュートラルに向けて原子力の見直しも進んでいます。さらに日本全体で成長を目指し「物価と賃金の好循環」の流れもできました。これらを本格化させる年である2026年に年男を迎えるのも巡り合わせですが、私も役割を果たしていきたいと思っています。

 当社は国のインフラを担う企業ですが、もっと志高く、中長期で腰を据えて、国の成長につながる視座を持って取り組むべきですし、その方向に会社が向かっている手応えがあります。

 私は会長の立場で、社長以下の執行を担う経営陣が世の中の大きな動きを捉えた動きができるよう、背中を押すのも1つの仕事になります。

(東京・豊洲の本社にて。満岡さんが開発を担当した航空機エンジンのモデルの前で)