WCCF TECHは2月14日(現地時間)、「Western Digital Has No More HDD Capacity Left, as CEO Reveals Massive AI Deals; Brace Yourself For Price Surges Ahead!」において、一般消費者向けハードディスクドライブ(HDD)が枯渇する可能性を伝えた。
近年、世界中でAIデータセンターの建設ラッシュが続いており、メモリーを中心とした半導体製品の需要が急上昇している。供給が追いついておらず、2025年中ごろから価格が上昇をはじめ、現在は当時の5倍以上の価格になっている製品もある。
同じ半導体製品に分類されるソリッドステートドライブ(SSD: Solid State Drive)も価格の上昇が続くが、ここにきて比較的穏やかな影響にとどまっていたHDDも価格上昇の可能性が伝えられた。
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Western Digital Has No More HDD Capacity Left, as CEO Reveals Massive AI Deals; Brace Yourself For Price Surges Ahead!
企業が供給の9割近くを消費
WCCF TECHによると、HDD製造大手のWestern Digitalは、2026年の生産能力のすべてが予約で埋まっており、エンタープライズ顧客向けの製品開発に注力しているという。その結果、売り上げベースで一般消費者向けシェアは5%に低下、企業のクラウド需要が大部分(約89%)を占め、この傾向はさらに強まると予想されている。
AIデータセンターにおけるHDDの役割は、主にWebデータ、処理済みデータのバックアップ、推論ログ、関連データの蓄積で、そのサイズはエクサバイト(10億ギガバイト)単位とされる。
企業需要が一般消費者を圧迫する状態が続いているが、この傾向はまだしばらく続く見込みだ。回復時期は見通せておらず、PCの価格もさらに上昇する可能性がある。