北海道電力は2月13日、かねてより建設工事を進めていた「苫東バイオマス発電所」の営業運転を開始した。

エクイスグループが設立した「苫東バイオマス発電合同会社」に出資参画し、2022年8月より、苫東バイオマス発電所の建設工事を進めてきた同社。2月13日より、同発電所の営業運転を開始し、今後は、発電所の安全・安定運転を目的に、運転・保守業務に取り組む。

木質バイオマスを燃料とする苫東バイオマス発電所は、再生可能エネルギー電源の中でも、天候に左右されず安定的に発電することが可能。CO2排出量を年間約18万トン削減できる見込みとなっている。また、発電所からの排出ガスに含まれるCO2については、同社の「ハブ&クラスター型CCUS事業」や水素製造と組み合わせたメタネーション(水素とCO2から人工的にメタンを製造する技術)の可能性も含め、BECCUS(Bio Energy with CCUS)によるネガティブエミッションを目指して検討していくとしている。

さらに、近傍に位置している同社の苫東厚真発電所では、DX推進による石狩湾新港発電所1号機の遠隔常時監視制御を行っており、苫東バイオマス発電所も含めた集中運用による効率的な運転についても、今後、検討を進めていくという。