Microsoft専門のニュースサイト「Windows Latest」は2月5日(現地時間)、「KB5074105: Windows 11 asks for admin access to open Storage settings, but breaks Temporary files cleanup for some files/folders」において、1月29日にリリースされたWindows 11向けプレビュー更新プログラム「KB5074105」にセキュリティ機能が追加されたと伝えた。

設定アプリのストレージ画面を開くと、ユーザーアカウント制御(UAC: User Account Control)プロンプトが開くようになったという。

システムファイルを保護するセキュリティ強化策

設定アプリの「システム」→「ストレージ」はローカルストレージの使用状況の表示、クリーンアップの実行、バックアップなどの詳細設定を提供する。システムファイルや保護されたファイルに関係する機能を提供することから、今回のセキュリティ強化が実施されたとみられる。

KB5074105およびこれ以降の更新プログラムをインストールすると、ストレージ設定がユーザーアカウント制御による保護の対象となり、許可されたWindowsユーザーのみが表示できるようになる。

  • 「ストレージ」をクリックすると表示されるユーザーアカウント制御プロンプト

    「ストレージ」をクリックすると表示されるユーザーアカウント制御プロンプト

一時ファイルのクリーンアップからWindows Updateが消える問題

Windows Latestの調査によると、KB5074105のインストール後、設定アプリの「システム」→「ストレージ」→「一時ファイル」からWindows Updateの項目が削除されたという。同じ機能を提供するWindowsツールのディスククリーンアップからは削除されておらず、Windows Update関連の項目を表示できることが確認されている。

Windows Latestは前述のセキュリティ強化の結果、設定アプリ(ストレージ)が一般ユーザーのコンテキストで動作するようになり、システムファイル関連の項目を表示できなくなったとの推測を伝えている。UACの確認後も機能が制限されていることから不具合の可能性がある。

しかしながら本稿執筆時点において、Microsoftは既知の不具合として発表していない。仕様か不具合かは定かでないが、KB5074105のインストール後、システムファイルを含む一時ファイルの削除にはディスククリーンアップを使用する必要がある。