Microsoft専門のニュースサイト「Windows Latest」は2月1日(現地時間)、「Microsoft confirms wider release of Windows 11’s revamped Start menu, explains why it "redesigned" the Start again」において、Microsoftが1月のセキュリティ更新プログラム「KB5074109」の一環としてWindows 11の新しいスタートメニューの展開開始を正式に発表したと伝えた。
新しいスタートメニューへの切り替えはすでに複数のデバイスにて確認されていたが、正式発表は今回が初めてとなる。更新プログラムを適用しても切り替わらない場合は、Windows Updateのオプション「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を有効にすることで反映が早まる可能性がある。設定変更後しばらく経過しても変化がみられない場合は、数日から数週間程度遅れて対象に加わる見通しとされる。
新しいスタートメニューはフィードバックの集大成
Windows 11の新しいスタートメニューは、約1年の時間をかけて開発されたという。数十ものアイデアから選びぬき、このスタイルに落ち着いたとされる。明確な採用基準は示されていないが、「Windows 11の起点となるスタートメニューは素早い操作性とパーソナルかつ落ち着いた雰囲気が必要」と説明している。
スタートメニューの「おすすめ」セクションは、ユーザーの「スマートな提案」を望む声に応え残したとされる。しかしながら、不要とする声も多かったとみられ、Microsoftは「リアルタイム学習されたあなたのための「おすすめ」は、役に立たないと思ったら非表示にできます」と述べ、新たに非表示オプションを追加したと発表した。
おすすめセクションを非表示にするには、設定アプリの「個人用設定」→「スタート」→「スタートで推奨されるファイル、エクスプローラーで最近使用したファイル、ジャンプリスト内の項目を表示する」を無効にする。このオプションを無効にすると、エクスプローラーの最近使用したファイルおよびジャンプリストの項目も非表示になる点は注意が必要だ。
スマートフォンを彷彿とさせるスタートメニュー
新しいスタートメニューには、すべてのアプリを表示する「すべて」セクションが追加されている。カテゴリー、グリッド、一覧表示に対応し、ビン留めされていないアプリへの到達性を向上している。この変更についてMicrosoftは、「アプリを見つけやすくしてほしい」との要望に応えたと説明している。
また次のように述べ、カテゴリー表示にはスマートフォンを彷彿とさせる思惑があったことを明らかにした。
「すべてのアプリがトップレベル(最初のページ)に表示され、3つのビューで構成されます。最もよく使用するアプリを優先するカテゴリーグリッドビューも含まれ、スマートフォンのような操作性を実現。長時間のスクロール操作はもう必要ありません」
今回の新しいスタートメニューは、ユーザーの要望を積極的に取り入れた変更と言える。細かな機能についてはすでに改善の要望が確認されているが、これまでのところ大きな問題は報告されていない。
なお、新しいスタートメニューはVivetoolを使用して元のスタートメニューに戻すことができる。具体的な手順はWindows Latestの解説のとおりだが、この復元手順はいずれ機能しなくなる見込みだ。
