Microsoftは1月27日(現地時間)、Windows Insider ProgramのRelease Previewチャネル向けに、最新のプレビュー版となる「Windows 11 Build 26100.7701」および「26200.7701」をリリースした。このプレビュー版は、AIアシスタントが設定を支援する「設定エージェント」の日本語サポートなど、多数の新機能と既知の問題の改善を含んでいる。

  • Releasing Windows 11 Builds 26100.7701 and 26200.7701 to the Release Preview Channel|Windows Insider Blog

    Releasing Windows 11 Builds 26100.7701 and 26200.7701 to the Release Preview Channel|Windows Insider Blog

最新プレビューが示す機能強化

Windows Insider ProgramのRelease Previewチャネルは、正式リリース直前のWindowsをひと足早く試すことができるコースである。Microsoftでは現在、Insider ProgramでCanary、Dev、Beta、Release Previewの4つのチャネルを展開しているが、Release Previewチャネルはそのうちのもっとも正式リリースに近い安定したビルドを提供するものだ。ここで追加された新機能や修正は、ほぼそのままの形で正式にリリースされることが多い。

Build 26100.7701および26200.7701で追加された主な新機能は以下のとおり。

  • 設定を支援するAIアシスタント機能の「設定エージェント」が日本語を含む8言語を新たにサポート
  • 「クロスデバイス レジューム」機能の拡張により、Androidデバイスで実行中のブラウジング、Spotifyの再生、Word/Excel/PowerPointでの作業などをPCでシームレスに再開できるようになった
  • MIDI 1.0およびMIDI 2.0のサポートが強化され、より優れたエクスペリエンスを提供できるようになった
  • ナレーター機能の強化によって、画面上のコントロールの読み上げ方をより細かく制御できるようになった
  • 設定アプリのホーム画面に、PCの主な仕様や使用状況を表示するデバイスカードが導入された
  • クリーンインストールを必要とせずに、スマートアプリコントロール (SAC) の有効/無効を切り替えられるようになった
  • Voice Accessをより簡単に導入できるようにセットアップ方法が簡素化された
  • 音声入力に対して、「動作開始までの待機時間」を細かく調整できるようになった
  • Windows Helloによるシングルサインオン(SSO)が周辺機器の指紋センサーを使った認証をサポートした
  • DPAPI(Data Protection Application Programming Interface)のドメインバックアップキー管理機能が追加され、キーの自動ローテーション頻度を設定できるようになった

加えて、Build 26100.7701および26200.7701では多くの既知の問題が修正されている。なお、一部の新機能および修正は、地域やデバイスごとに段階的に展開されるため、アップデートしてもすぐに利用できない場合もある。詳細はリリースノートに「Gradual rollout(段階的なロールアウト)」として記載されている。

Release Previewチャネルは、正式版リリース後のアップデートに備えて先行して動作確認するためのビルドという意味が強い。次期バージョンへのアップデートをスムーズに行いたい企業やユーザーは、このチャネルに参加することをおすすめする。