Neowinは1月25日(現地時間)、「Final warning: Microsoft triggers 12-hour validation test that could lead to data loss - Neowin」において、MicrosoftがAzure Monitorで使用している旧式のLog Analyticsエージェント(以下、旧エージェント)のバックエンドシャットダウンを模した演習を実施したと報じた。
これにより旧エージェントのデータ送信は1月26日に12時間停止。期間中に蓄積された情報は復旧できず、影響を受ける環境では記録の欠落が発生するという。
演習の影響調査と新サービスへの移行を推奨する
Microsoftは2026年3月に旧エージェントのバックエンドを廃止する予定とされる。今回はその演習として、データのアップロードが一時的に停止された。停止期間は太平洋標準時(PST: Pacific Standard Time)の午前0時から正午まで、つまり日本時間の17時から翌27日午前5時までとのこと。
この期間中にエージェントがキャッシュしたデータは永久に失われ、再開後に復元することはできない。Neowinは演習がサービスの移行先となるAzure Monitor Agent(以下、AMA)には影響せず、旧エージェント構成を使用しているすべてのサブスクリプションに影響すると説明している。
演習までに移行を完了していなかった組織は、データに欠落が生じることになる。これによりコンプライアンスやトラブルシューティングに影響が出るとの懸念が示されている。
完全廃止の予定は2026年3月2日。旧エージェントに依存している組織および今回の予行演習の影響を受けた組織は、3月までにAMAに移行し、Azureポータルを使用したテストを実施することが推奨されている。具体的な移行手順については、Microsoftの公式ガイダンス「Log Analytics エージェントから Azure Monitor エージェントへの移行 - Azure Monitor | Microsoft Learn」が参考になる。
