Windows Centralは1月22日(現地時間)、「Windows 11 Build 26220 Adds Native WebP Wallpaper Support|Windows Central」において、Windows 11の最新開発版(Windows Insiderビルド)において、デスクトップ背景にWebP形式の画像を直接指定できるようになったと報じた。
これにより、従来必要だったJPEG形式などへの保存し直しが不要となり、日常的な操作の手間が軽減される。
WebPフォーマット対応の意義
今回対象となるのはBeta Channelで配信されているWindows 11 Build 26220.7653で、機能自体は控えめな内容だ。ただし、WebPという画像形式をOSが自然に受け入れた点が注目される。
WebPはGoogleが開発した形式で、Web閲覧を中心に普及してきた。WebPは可逆圧縮と非可逆圧縮の両方に対応し、透明情報やアニメーションも扱える。画像サイズを抑えやすく、表示品質とのバランスを取りやすい点に特徴がある。現在ではChromeやFirefox、Microsoft Edge、Safariといった主要ブラウザで標準的に利用されている。
一方で、WebPは古いソフトウェアでは扱いづらい場面があり、PC上での閲覧や編集にも制約があった。その例として、PowerToysのPeek機能が対応したのが2024年であり、Adobe Photoshopも完全なネイティブ対応に至ったのは比較的最近であることが取り上げられている。印刷用途ではTIFFやJPEGが選ばれる場合が多い。
小さな改善がもたらす便利さ、ユーザー目線の更新
デスクトップ背景としてWebPを使う利点は、画質や容量面よりも互換性にある。Webブラウザ上で問題なく表示された画像を保存した際、別のアプリで開けないといった戸惑いが生じにくくなる。背景画像に限っては、形式を気にせず扱える点が意味を持つ。
今回の対応は外見上の変化を伴わないが、OSが現代的なWeb環境に歩調を合わせた例といえる。小規模な更新ではあるものの、細部の使い勝手を整える姿勢を示す内容であり、今後のWindows 11の成熟を感じさせる動きだ。
