「駅から離れた場所でも街づくり」JR東日本と伊藤忠商事が提携

住友商事と西武グループが埼玉・所沢で商業施設を共同開発した事例はあるものの、ありそうでなかった大手商社と鉄道会社の提携。その裏には何があるのか――。

デスク「東日本旅客鉄道(JR東日本)と伊藤忠商事が不動産分野で提携したね」

記者「ええ。両社の不動産子会社について、経営統合に向けた協議を始めるもので、今春を目途に経営統合を実現したい考えです。JR東日本社長の喜㔟陽一氏(写真左)は『今までは駅を中心とした街づくりを手掛けていたが、これからは駅から離れたところでも街づくりをしていく』と話しており、まずは都心周辺でJRグループが保有する社宅用地の開発に着手する考えです」

デスク「大手鉄道会社と総合商社の提携はありそうでなかったから珍しいね」

記者「はい。昨今の不動産価格や建設コストの高騰、開発用地の取得競争の激化、そして、ライフスタイルの変化など、不動産ビジネスを取り巻く環境は大きく変化しています。さらなる事業規模拡大と収益の拡大を図るため、異業種の提携は今後も続きそうです」

【2026年をどう占いますか?】 答える人 東日本旅客鉄道(JR東日本)・喜㔟陽一