Microsoftは1月21日(現地時間)、「Classic Outlook profiles with POP accounts and PSTs hang after Windows updates on January 13, 2026 - Microsoft Support」において、2026年1月13日に配信されたWindows更新後に発生しているOutlookの不具合について公表した。
不具合の対象となるのはClassic Outlookを使用し、POPアカウントを設定しているユーザーや、PSTファイルを扱う構成だ。特に、PSTファイルをOneDrive上に保存している環境で発生しやすいとのことで、アプリケーションが正常に終了しない深刻な問題として認識されている。
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Classic Outlook profiles with POP accounts and PSTs hang after Windows updates on January 13, 2026 - Microsoft Support
Outlookで発生する主な障害、日常業務に支障を来す症状
Outlookが応答しなくなる現象が多く報告されている。起動後に操作不能となるだけでなく、終了処理が完了せず、再起動にはタスクマネージャーによる強制終了やOS再起動を要する場合がある。送信済みのメールが送信済みアイテムに表示されない事例や、既読のメールが再取得される挙動も確認されている。
この障害は特定のOS世代に限定されていない。Windows 11の複数バージョンに加え、Windows 10系、さらにはWindows Server系にも影響が及んでいる。個人利用から業務用サーバ環境まで幅広く影響範囲がおよぶため、利用者層の広さが問題を複雑化させている。
Microsoftはこの件を既知の問題として認識しており、現在も原因調査が続いている段階だ。進捗や最新情報はWindows Release Health Dashboard上で提供されており、OS別の既知の問題一覧に反映されている。恒久的な修正は未提示であり、暫定的な対処に頼らざるを得ない状況にある。
正式対応までの過渡期対応
当面の回避策として、Outlookアプリを使わずWebメールへ切り替える方法が案内されている。加えて、PSTファイルをOneDriveの管理下から外す措置や、問題を引き起こしたWindows更新プログラム自体を削除する手段も提示されている。ただし、後者二つは操作手順が複雑になりやすい。
この件はMicrosoft Learnフォーラムでも議論が進んでおり、同様の現象に遭遇した利用者の報告や意見交換が行われている。正式な修正提供までの間、利用環境や業務影響を見極めた上で、最適な回避策を選択する必要がある状況になっている。