Microsoftは1月15日(米国時間)、「Windows 11, version 23H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、Windows 11バージョン23H2向け1月のセキュリティ更新プログラム「KB5073455」をインストールすると、コンピュータが休止状態に移行またはシャットダウンできなくなる可能性があると発表した。

  • Windows 11、version 23H2 known issues and notifications|Microsoft Learn

    Windows 11, version 23H2 known issues and notifications|Microsoft Learn

不具合の概要

不具合の影響はWindows 11バージョン23H2に限定され、バージョン24H2、25H2およびWindows Serverには影響しない。Microsoftの発表によると、不具合は「Secure Launch」を有効にしている一部のPCで発生し、休止状態またはシャットダウンに移行できなくなり再起動するという。

Secure Launchは仮想化ベースのセキュリティ(VBS: Virtualization-based Security)機能で、動的信頼ルート測定(DRTM: Dynamic Root of Trust for Measurement)と呼ばれる技術を利用する。ブート時における高度な攻撃からシステムを保護する仕組みで、システムの整合性を保つ役割がある。

解決策

この不具合は1月17日にリリースされた定例外(OOB: Out-of-band)更新プログラム「KB5077797」にて修正された。Windows Updateの配信対象とはなっておらず、影響を受けたユーザーは「Microsoft Update カタログ」から更新プログラムを入手してインストールする必要がある。

この更新プログラムは、次回以降のプレビュー更新プログラムおよびセキュリティ更新プログラムにも導入される予定。速やかな対策を必要としないユーザーは、これら更新プログラムの配布を待つことができる。