Mozillaは2026年1月13日(現地時間)、オープンソースのメールクライアント「Thunderbird」の最新版となる「Thunderbird Desktop 173.0」をリリースした。このリリースでは、フォルダの表示に関する改善や、多くの既知の問題の修正が行われている。
多数の既知の問題を修正
Thunderbird Desktip 147.0における主な新機能としては、コンパクト表示モードが有効な場合に、フォルダーパネルにフォルダーのフルパスを表示するオプションを追加したことが挙げられている。また、別の新しいオプションとしては、特別なフォルー名のローカライズを切り替える「mail.useLocalizedFolderNames」という設定も追加された。さらに、アカウント間の不一致を減らすために、これらのフォルダーは限定された名前セットに基づいてローカライズされるようになった。
そのほか、同リリースでは次の既知の問題が修正されている。
- 検索ウィジェットに選択したステータスと優先度が表示されない
- 複数のフォルダの圧縮に失敗することがある
- フォルダーの手動での並び替えリセットがサブフォルダで機能しない
- 統合アーカイブのサブフォルダーに間違った名前が表示され、メッセージが表示されないことがある
- 階層が深くて名前が長いフォルダが表示されない可能性がある
- OpenPGP署名付きの.emlメッセージの「開いて表示」が機能しない
- ローカルフォルダーで「メッセージの検索」が完了ない
- 添付ファイル関連の設定を検索しても、ファイルと添付ファイルのセクションが正しく表示されない
- アカウントハブで、OAuth2 EWSアカウントの作成に失敗してもエラーメッセージが表示されない
- Exchangeアカウントの設定中にThunderbirdがクラッシュする可能性がある
- 日本語ロケールのユーザーがメッセージフィルターを作成できない
- すべてのメッセージを既読にするとThunderbirdがクラッシュする可能性がある
- EWS経由でメッセージを送信する際、パスワードが必要な場合にはエラーではなくパスワード入力を要求するようになった
- EWS HTTP 500バックオフエラーが適切に処理されない
- EWSのゴミ箱を空にするとThunderbirdがクラッシュする可能性がある
- カレンダーで接続の問題があった場合でもユーザーに通知ない
- 開始日または期限付きのタスクを作成できない
さらに、UI/UXの調整や、セキュリティ修正も行われている。
今回のアップデートは、Windows 10以降、macOS 10.15以降、およびGTK+ 3.14以降を使用するLinux環境を実行しているシステムに適用される。Thunderbird Desktopの最新版は次のページよるダウンロードできる。
