インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月14日、ThoughtSpot社とパートナーシップを締結し、同社のAI搭載BI(Business Intelligence)ツール「ThoughtSpot」の提供を開始すると発表した。IIJの「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」と組み合わせ、企業のデータ収集・統合から可視化・分析までをワンストップで実現する。
2月にはハンズオンセミナーも開催予定
企業のDXが進む中、業務効率化やコスト削減といった内向きの取り組みに加え、売上拡大や新規事業創出を見据えた外向きのDXへの転換が求められている。こうした動きを背景に、顧客や市場の変化を的確に捉え、迅速な意思決定を行うためのデータ活用基盤の整備ニーズが高まっている。
今般提供を開始する「ThoughtSpot」は、検索エンジンのようにキーワードを入力するだけでデータを可視化できるほか、生成AIを活用して質問や相談に応じた分析内容の提案を行う機能を備えたBIツール。IIJの「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」と組み合わせて利用することで、既存のデータ基盤やクラウドデータウェアハウス上のデータを対象に、収集・統合から可視化・分析までの環境を一括で構築できるという。
これにより、複数のシステムに分散したデータを横断的に活用できるようになり、意思決定や業務におけるデータ活用を支援できる。専門的な知識を持たない利用者でも、自然言語による検索や対話形式の操作を通じてデータ分析を行える点が特徴。
また、生成AIを活用したインサイト機能により、数値の変化要因や注目すべき傾向を示すことが可能としており、分析結果の理解や次のアクション検討を支援するとしている。
IIJは、クラウド、ネットワーク、セキュリティを含めた基盤設計から、データ活用環境の構築・運用までを一貫して支援できる点を強みとしており、ThoughtSpotとの連携によって企業のデータ活用を支援していく。
導入を検討する企業向けには、デモデータを用いて14日間で操作感を体験できる「ライト」(税込33万円)や、3か月以上かけて実業務を想定した本格検証を目的として、複数データソースを利用した可視化・分析を実施する「スタンダード」(税込110万円〜)といったPoC(概念実証)メニューを提供する。今後は、企業のDX推進やAI活用ニーズの高まりを背景に、BIツールとデータ基盤を組み合わせた包括的なデータ活用支援の提供を強化していく方針。
なお、2月10日/13日/20日には、AIと自然言語検索を活用したThoughtSpotの分析体験を提供するハンズオンセミナーの開催を予定している。会場は東京・飯田橋のIIJ本社で、時間はいずれも15:00から。詳細はIIJのWebサイトで案内されている。

