USEN&U-NEXT GROUPのUSEN WORK WELLは1月13日、中小企業の社内利用に特化した法人向けAIソリューションの本格提供を開始することを発表した。同AIソリューションではChatGPTやGemini、Claudeなどの主要LLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を活用した生成AIチャット「U-Buddy Chat」の他、企業ごとの業務特性に合わせたソリューションの受託開発、生成AI活用の定着を支援する実践的な研修プログラムなど多彩なサービスを展開するという。

今回開発したAIソリューションは同社グループ社員約6000人の実証を経て開発しており、現場視点に基づくサービスにより企業の人手不足解消とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に貢献するとのことだ。

  • 「U-Buddy Chat」画面例

    「U-Buddy Chat」画面例

AIソリューション開発の背景

USEN&U-NEXT GROUPは2023年11月、グループ社員を対象に社内生成AI「Buddy」を展開し、これまで実業務での活用実証に取り組んできた。Buddyとは、「Microsoft Azure」上の「Azure OpenAI Service」を社内環境に合わせて開発した生成AI。

2025年8月時点では社員約6000人のうち80%が業務でBuddyを活用しており、月間の業務削減時間は全体で約8770時間、1人当たり約2時間の削減効果が確認されているという。こうした社内実証を通じて蓄積した運用ノウハウや成果をもとに、中小企業向けにAIソリューションを提供開始する。

AIソリューションの特長

中小企業が抱える導入コストや運用コストの負担、現場業務に即した活用ノウハウといった課題に対して、現場視点に基づく多彩なサービスラインアップにより、企業のニーズに応じた生成AI活用を一気通貫で支援する。

企業利用を前提とした設計とし、入力データをAIが学習しない仕様など情報管理やセキュリティに配慮しており、情報漏洩リスクを最小限に抑えた環境を提供する。

サービスラインアップ

生成AIチャット「U-Buddy Chat」は、ChatGPTやGemini、Claudeなどの主要LLMを単一のUI上で使い分け可能。1ユーザー当たり月額500円(税込)から導入可能な価格設定としている。

また、企画立案、企業情報検索、FAQ作成、営業ロールプレイングなど、業務や業種に応じた特化型ツール「U-Buddyエージェント」をオプションとして提供する。

AIカスタム開発サービスでは、社内文書やFAQデータを活用した検索エージェント、営業活動を自動化する提案生成AI、コールセンター支援AIなど、企業ごとの業務フローやシステム環境に合わせたAIソリューションの開発が可能。PoC設計から社内定着まで一貫して伴走し、業務効率化をサポートする。

生成AI研修サービスでは、USEN&U-NEXT GROUP内の活用実証に基づき、生成AIを現場に定着させるための実践的な研修プログラムを提供する。職種や部門の具体的な活用事例をもとに、基礎知識からプロンプトエンジニアリングまでを講義とワークショップ形式で支援する。

  • 料金

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  • 生成AIチャット「U-Buddy Chat」のオプション機能

    生成AIチャット「U-Buddy Chat」のオプション機能