NTTデータ関西は1月9日、東京都北区と協定を結び、面談担当者の業務負担軽減と区民サービスの質向上を目的として、生成AIを活用した「スマート面談AIナビ AiBou」(以下、AiBou)による実証実験を1月7日に開始したことを発表した。
取り組みの背景
東京都北区は令和7年度から、全職員が生成AIツールを利用できる環境を整備するなど、区民サービスと区政運営のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している。この取り組みの一環として、面談業務での課題解決を目指し、生成AIを組織的に活用した業務効率化の検証をNTTデータ関西と共同で開始した。
実証においては、NTTデータ関西は面談業務をリアルタイムに支援する「AiBou」を提供し、業務負担の軽減と区民サービスの向上に関する効果検証を実施する。
実証実験の概要
自治体の面談業務は、区民一人一人に適切な支援を提供するため、正確かつ漏れのない聞き取りと記録が求められる重要な業務だ。実証実験では「AiBou」を活用し、面談時の聞き取り精度の向上と、記録作成に要する事務作業時間の削減効果を検証する。
対象となる業務は、生活福祉課における面談業務と、保健サービス課における面談業務だ。
AiBouの概要
NTTデータが提供するAiBouは、住民対応の現場で働く職員の負担を軽減して面談の質の平準化を支援する、生成AIを活用した業務適応型面談支援アプリ。面談内容をリアルタイムに分析し、必要な情報を過不足なく引き出す質問をサポートすることで、経験に左右されない安定した面談を支援するという。
さらに、音声の自動文字起こしと報告書作成支援により、メモ整理や手入力作業を削減する。また、現場の声を反映した、面談業務に利用できる細やかな機能も搭載。訪問面談や窓口対応、電話相談など、さまざまな場面に活用可能とのことだ。
