Windows Centralは1月5日(現地時間)、「Microsoft is slowly turning Edge into another Copilot app - tests redesigned UI that takes inspiration from Copilot」において、MicrosoftがWebブラウザEdgeを少しずつCopilotアプリに変えつつあると伝えた。
Microsoftは現在、新しいEdgeのデザインをテスト中だが、そこではCopilotアプリから着想を得たデザインを採用しており、Fluentデザインを推進してきた従来の方針から大きく方向転換した形となっている。
「新しいタブ」、コンテキストメニュー、設定ページに新UI
現在、Microsoft EdgeのInsider Programでは、CanaryおよびDevチャネル向けに新しいデザインのUIが展開され始めている。新しいデザインは「新しいタブ」ページやコンテキストメニュー、設定ページなどで見ることができる。特に顕著なのが「新しいタブ」ページで、これはCopilotアプリと見違えるほど似たデザインになっている。UI要素の角はより丸みを帯び、色使いやフォントスタイルもCopilotアプリと同じものが使われている。
Windows Centralによると、この新しいデザインはCopilotモードの有効/無効に関係なく適用されるという。ただし、Copilotモードを無効にしている場合は、「新しいタブ」ページにはCopilotモジュールやプロンプト入力ボックスは表示されず、代わりにBing検索ボックスとMSNニュース記事が表示される。
AI統合ブラウザとしての性質を強調か
Microsoftは、Copilotアプリのデザインでは従来のFluentデザインを採用しなかった。代わりに、同社が2024年に買収したInflection AIのAIアシスタント「Pi」の影響を受けたデザインシステムを採用している。同社は、この新しいCopilotデザインを、Edgeにも適用しようとしているわけだ。
Copilotデザインの採用は、EdgeをAI統合ブラウザへと進化させたいMicrosoftの思惑を如実に表したものと言えるだろう。これは単なる外観の変更ではなく、Edgeの本質を根本的に変えることを意図したものだ。Microsoftは、EdgeだけでなくWindows本体や他のアプリに対してもAIの統合を急ピッチで進めている。したがって、Copilotデザインも将来的にはより広範囲のアプリに採用される可能性がある。

