RevComm(レブコム)は12月23日、各種アプリケーションやデータソースと生成AIエージェントを接続するための基盤「MiiTel MCP Server」のベータ版を提供開始することを発表した。

MCP(Model Context Protocol)を活用して音声・テキスト・業務データを横断して連携することで、「判断だけでなく実行まで行うAIエージェント」の提供を実現し、利用者のビジネス成果を最大化することを目的としているとのことだ。

  • 「MiiTel MCP Server」のベータ版を提供開始する

    「MiiTel MCP Server」のベータ版を提供開始する

高まる「AIエージェント × MCP」への期待

近年は生成AIを活用したエージェント技術が台頭し、MCPは「さまざまなアプリケーションやデータソースとLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を安全に接続するための共通プロトコル」として、国内外のテックカンパニーで採用が進んでいる。

レブコムは、「アプリケーションレイヤー × データレイヤー × オペレーション支援」の三位一体により顧客のビジネス成果を最大化することを目指し「MiiTel」や「MiiTel Synapse」を提供。

電話・Web会議・対面などの会話データを「MiiTel」で収集し、一元管理できるようにすると同時に、「MiiTel Synapse」活用がVOC(Voice of Customer)解析・人材育成・セルフコーチング・営業戦略立案に効果を発揮できるよう支援する。

顧客のビジネス成果を最大化するためには、社内外のデータやアプリケーションとAIエージェントを「安全かつ柔軟に接続する」ことが不可欠であり、同社はその中核としてMCPを位置付けているという。

DIVEサイクルを駆動する「データ活用基盤」としてのMCP

レブコムは、「データ収集(Data collection)→ 分析(Insight mining)→ 価値創出(Value creation)→ 新たなデータ創出(Enhanced data)」からなる「DIVEサイクル」を高速に回すことが、AI時代の競争優位を決定付けるとしている。

「MiiTel MCP Server」は「MiiTel」に蓄積された会話データと、CRM(Customer Relationship Management)やSFA(Sales Force Automation)、社内ツール、外部SaaSなどをMCP経由で接続し、最適なAIモデルをリアルタイムに選択して適用できるようにする。

また、社内外のデータを安全に接続する共有基盤を整備し、業界や業務ごとに最適化されたAIエージェントの開発と運用を可能にしている。さらに、必要な機能だけを組み合わせられるマイクロサービス構成により、PoC(Proof of Concept)から本番導入までのリードタイムを短縮する。

2026年第1四半期にテスト版 / ベータ版の提供を、社内および一部パートナー企業向けに開始する。MCPプロジェクトのロードマップや技術情報についても順次公開予定。