Sansanは12月19日、ビジネスデータベース「Sansan」において、商談記録を手間なく作成できる生成AIを活用した「AI音声入力機能」を追加したと発表した。
「AI音声入力機能」を提供する背景
商談記録は、営業活動における提案精度の向上やチーム内での情報共有などに欠かせない重要な情報であり、正確に把握することで顧客との関係構築や社員同士の連携をスムーズに進めることができる。
しかし、実際の現場では商談記録の作成が後回しになり、必要な情報が十分に蓄積されないケースに加え、記録内容の量や細かさが担当者ごとに異なり、情報共有や引き継ぎの際に支障が出るケースなども発生しているという。
Sansanでは、名刺情報に紐づけて商談内容を記録できる「コンタクト」機能を提供してきたものの、営業担当者の負担なく質の高い商談記録を蓄積できる環境を提供するため、新機能の開発に至った。
「AI音声入力機能」の概要
新機能は生成AIを活用して商談記録の作成をサポートすることで、営業担当者の負担を軽減するとともに、記録の抜け漏れを防ぎ、質の高い情報を蓄積できるようになるとしている。これにより、企業が保有するビジネスデータベースの正確性と網羅性が高まり、営業活動の高度化にもつながるという。
商談時にSansanのスマートフォンアプリを開いて録音を開始するだけで、商談中の会話を自動で文字起こしし、AIが要点を整理してコンタクトに商談記録として登録する。録音した音声は端末内で処理され、文字起こしと要約が完了すると自動的に削除される。
商談終了後は、商談の形式や出席者といった最低限の基本情報を入力するだけで商談記録が完成するため、営業担当者の作業負担を大幅に軽減し、商談に集中しやすい環境を実現するとのこと。
また、コンタクト情報は名刺情報とひも付いて蓄積されるため、顧客との過去のやりとりを簡単に振り返ることができ、引き継ぎや組織内での情報共有にも役立つという。
