NTTデータは12月9日、企業や利用者が自らの業務に適したAIを開発するための基盤として「LITRON Builder(リトロン ビルダー)」を2026年4月に提供開始することを発表した。同サービスにより、自然言語で企業のガバナンスルールや利用者の業務に適したエージェント型AIを開発できるようになるという。
共創エコシステムを実現するLibrary機能を利用することで、「LITRON Sales」など同社が開発したエージェントや、同基盤に蓄積されている他社のエージェントも活用できるようになる。
サービス提供の背景
生成AIの活用が拡大し、企業や個人の働き方が大きく変化している。近年では、汎用的なAIツールを使うだけでなく、ノーコードAIエージェント構築ツールなども登場し、専門知識を持たなくても自社業務に特化したAIを自ら作成する仕組みが整い始めている。その一方で、業務プロセス全体の変革には至っておらず、現場やビジネス全体の生産性向上には課題が残される。
NTTデータはこれまで、汎用的に業務効率化を実現するエージェント型AI実行基盤「LITRON CORE」などを通じて、顧客の業務活用を支援してきた。昨今、企業独自のルールやセキュリティ要件に対応しながら、より自律的に業務フローを実行するエージェント型AIへの需要が高まる中、「LITRON Builder」の提供を開始する。
サービス概要
今回提供を開始する「LITRON Builder」はエージェント型AIの開発基盤であり、エージェント型AI実行基盤「LITRON CORE」と組み合わせることで、企業のガバナンスルールやセキュリティ要件、利用者の業務、ITインフラ環境に応じたエージェント型AI開発が可能となる。
さらに、「LITRON Sales」や「LITRON Marketing」などNTTデータが作成したエージェントや、他企業が作成したエージェントを組み合わせることで、さまざまなSaaSや社内システムとの連携も可能。高度なITスキルを要することなく、誰でもエージェント型AIを開発し活用できるとのことだ。
