Windows Centralは12月6日(米国時間)、「16 new features hitting Windows 11 before the end of 2025|Windows Central」において、Windows 11向けの12月のセキュリティ更新プログラムに搭載が予定されている新機能を解説した。

エクスプローラー、タスクバー、仮想ワークスペースなど、合計16の新機能について解説している。

  • 16 new features hitting Windows 11 before the end of 2025|Windows Central

Windows 11の新機能(2025年12月)

Microsoftは2025年12月9日(米国時間)に12月のセキュリティ更新プログラムのリリースを予定している。このアップデートにはWindows 11の新機能、機能の改善、不具合の修正が含まれる予定となっている。

今回、Windows Centralはこの新機能および機能改善から、16の機能を取り上げて解説した。注目される機能の概要は次のとおり。

タスクバーに「Copilotで共有」が登場

実行中のアプリ(サムネイル画像)の上でマウスホバーすると、「Copilotと共有」オプションが表示されるようになる。Copilotと共有を選択するとCopilot Visionによるアプリウィンドウの分析が実行され、ユーザーはアプリに表示されているコンテンツに関する分析情報を閲覧できる。

壁紙の詳細と切り替えメニューの追加

壁紙(デスクトップの背景)としてWindows スポットライトを利用している場合、デスクトップのコンテキストメニューに「Explore background(背景の探索)」および「Next background(次の背景)」オプションが表示されるようになる。

Explore background(背景の探索)をクリックすると画像の詳細を説明するBingページを開き、Next background(次の背景)をクリックすると壁紙を切り替えることができる。

ドラッグトレイの無効化に対応

ドラッグトレイは画面上部に表示される近距離共有のポップアップメニューだ。ファイルをドラッグすると表示される。

このドラッグトレイの表示/非表示を切り替えるオプションが新たに追加される。ドラッグトレイを必要としない場合は設定アプリの「システム」→「近距離共有」の「ドラッグトレイ」をオフにする。

エクスプローラーのダークモードを改善

Windows 11のエクスプローラーのダークモード対応が改善される。これまでは一部の表示がライトモードで固定されていたが、黒を基調とする表示に統一される。

この改善については、すでに不具合が報告されている。エクスプローラーを起動するとウィンドウに白い画面が表示される可能性があるという。この不具合はエクスプローラーの操作中にも発生する可能性があると報告されている。

仮想化機能の設定オプションを追加

設定アプリに仮想化機能を管理する「仮想ワークスペース」が追加される。これまでは「Windowsの機能」ダイアログを表示して設定しなければならなかったが、今後は設定アプリから各機能の有効/無効を切り替えることができる。設定は「システム」→「詳細設定」の仮想ワークスペースから行う。

ウィジェットボードの再設計

ウィジェットボードの設定で、デフォルトのダッシュボードを選択できるようになる。ウィジェットボードの設定から好みのダッシュボードを最上部に移動すると、そのダッシュボードがデフォルトになる。

タスクバーのウィジェットアイコンに「現在の天気」が表示されている場合、ウィジェットボードを開くと「最近使用したダッシュボード」が開かれる不具合を修正。ウィジェットボードはナビゲーションバーの最初のダッシュボード(デフォルト)を開く動作に統一する。

その他の新機能

Windows Centralが注目したその他の新機能および機能の改善は次のとおり。

  • 新しいスタートメニューの展開対象の環境において、スタートメニュー上部の「Windows Search」のサイズを改善した
  • 設定アプリのホーム画面にデバイス情報カードを追加
  • 設定アプリにモバイルデバイス設定を追加。設定アプリからデバイスの追加や管理が可能になる
  • 設定アプリのバージョン情報ページを再設計。デバイスの詳細と関連オプションを1か所にまとめるレイアウトに刷新
  • コントロールパネルのキーボード設定を設定アプリに移行した。設定アプリから文字入力の「表示までの待ち時間」と「表示の間隔」が設定できるようになる。またアクセシビリティ機能として、カーソルの点滅速度の設定にも対応する
  • クイックマシンリカバリーのデフォルト動作を改善する。解決策の自動探索をデフォルトで有効、探索回数を1回に変更する
  • 触覚フィードバックを正式にサポート。対応デバイスを利用している場合、ボタンに「触れた」感覚を得られるようになる(関連記事:「Microsoft、Windows 11に正式に触覚フィードバックを導入か | TECH+(テックプラス)」)
  • Copilot+ PCの「Click to Do」に新しいコンテキストメニューを導入する。コピー、保存、共有、開くなどの頻繁に利用するアクションをメニュー上部にボタンとして配置する
  • 全画面表示エクスペリエンス(FSE: Full Screen Experience)がより多くのハンドヘルドデバイス(携帯型デバイス)に対応した
  • Windows Studio EffectsがUSB接続のWebカメラやノートPC内蔵のリアカメラに対応した。Copilot+ PCのユーザーは、設定アプリの「Bluetoothとデバイス」→「カメラ」から対象カメラを選択し、高度なカメラオプションから「Windows Studio Effectsを使用する」をオンにすることで利用できる

多数の新機能および機能の改善を導入

これら新機能の概要は「2025 年 12 月 1 日 — KB5070311 (OS ビルド 26200.7309 および 26100.7309) プレビュー - Microsoft サポート」から確認することができる。前述の16の機能の他にも多数の新機能および機能の改善が予定されている。

2025年最後の公式アップデート(プレビューを除く)がまもなく開始される。機能は段階的な展開の対象となっており、アップデートしてもすぐに利用できるとは限らないが、ユーザーエクスペリエンスのさらなる向上が期待されている。