Windows Latestは11月30日(現地時間)、「Microsoft says Copilot on Windows 11 is getting "Bye" command, MS 365 Copilot coming to Chrome as an extension」において、Microsoftが「Microsoft 365 Copilot」の音声セッションを終了させる新しい音声コマンド「Bye」または「Goodby」を準備中だと伝えた。
さらに、Google ChromeでMicrosoft 365 Copilotを使うための拡張機能も開発中だという。
完全なハンズフリーの音声操作が実現
Windows 11のCopilotアプリには、音声アシスタントを通じて「Hey, Copilot」と呼びかけることでアプリを起動するオプションが用意されている。この機能はCopilotアプリの設定画面で有効化できる。音声アシスタントではCopilotを操作するコマンドも用意されているので、これによって音声だけでAIと会話することが可能になっている。しかし現時点では、アプリを終了するための音声コマンドは提供されていない。
これに対してMicrosoftは、Copilotの音声セッションを終了する新しいコマンド「Bye」または「Goodbye」を準備しているようだ。Microsoftはこの計画を、Microsoft 365 Copilotのロードマップとして明らかにした。Microsoft 365 Roadmapのページには、「Semantic Goodbye word for voice in Microsoft 365 Copilot」というチケットが登録されており、そこに「Windows の音声セッションを終了したい場合、"Bye"または"Goodbye"と言うだけで終了できるようになりました」という説明がある。
この機能が有効になれば、「Hey, Copilot」でAIとの会話を開始し、「Bye」で終了する、完全にハンズフリーでのAI操作が可能になる。この機能を2025年12月に提供開始予定となっている。
ChromeにもCopilotを統合
ロードマップではMicrosoft 365 CopilotをChrome上で利用するための拡張機能の存在も明らかになっている。現在、Microsoft製のWebブラウザであるEdgeではCopilotの統合が進んでおり、AIによってページを要約したり、コンテンツを検索したりといった機能を利用できる。
新しいChrome拡張は、これらの機能をChrome上でも利用できるようにするものだという。これには、サードパーティ製WebブラウザのユーザーにもCopilotを届け、より幅広い環境でAIアシスタントを使えるようにする狙いがある。当初の計画では、Chrome拡張の機能は、質問、Webページの要約、AI検索へのアクセスの提供に限定されており、閲覧履歴へのアクセスなどが可能になるのかは明らかになっていない。
これらの新機能は、Windows 11をAI中心のOSに変える計画の一部である。こうした拡張を進めることで、利便性を高めるだけでなく、ユーザーが気軽にAIを呼ぶ習慣を根づかせる狙いもあるだろう。ただし、OSへのAIの統合を快く感じていないユーザーも多いため、広く普及させるためには使いやすさと選択の自由を両立させる配慮も大切だ。


