Windows Centralは11月27日(現地時間)、「See all the Windows 11 features that Microsoft has been testing so far in November - before the next big update」において、Microsoftが2025年11月後半にWindows 11のInsider Preview Programでテストを開始した注目すべき新機能を紹介した。

注目はDev/Betaチャネル向けの4つの新機能

Microsoftは2025年11月後半に、Canaryチャネル向けに次の2つのInsider Previewビルドをリリースした。

Build 28000.1199はWindows 11 バージョン26H1向けのアップデートであり、Canaryチャネルで公開されたが、一般的な改善と修正のみで、大きな変更は含んでいない。Build 26220.7271はWindows 11 バージョン25H2向けのアップデートで、DevおよびBetaチャネルの両方に同じビルドが提供されている。

Windows Centralが紹介している注目の新機能は次のとおり。

Xboxゲームのフルスクリーンエクスペリエンス

WindowsデスクトップをXboxゲームに最適化してゲームコンソールのように扱えるようにする「Xbox フルスクリーン エクスペリエンス(FSE)」が、すべてのPCで利用可能になった。この機能が有効になった場合、ユーザーは設定アプリの「ゲーム」→「全画面表示」で好みのゲームホームアプリを設定できるようになる。ゲームホームアプリはWindowsデスクトップに代わってゲームやアプリの起動ツールとして動作し、専用ゲーム機のようにゲームコントローラーで軽快に操作できる。

FSEはこれまで携帯型ゲーム機のみ利用可能だったが、このアップデートによってデスクトップやラップトップのPCでも利用できるようになった。

  • フルスクリーンエクスペリエンスによるゲーム実行 出典:Microsoft Insider Blog

    フルスクリーンエクスペリエンスによるゲーム実行 出典:Microsoft Insider Blog

ポイントインタイム復元

ポイントインタイム復元は、問題のある更新や、壊れたドライバー、誤った構成、マルウェアなどによってWindowsが正常に動作しなくなった場合に、元の状態に回復するための復元機能である。この機能はボリューム シャドウ コピー(VSS)を使ってリカバリーポイントを作成することで、問題が発生した場合に素早く復元を行えるように設計されている。

ポイントタイム復元を有効にするには、設計アプリの「回復」→「ポイントインタイム」ページを開いて、「ポイントインタイム復元」のトグルをオンにすればよい。

エクスプローラーのコンテキストメニューの再設計

Microsoftは最近エクスプローラーのUI/UXの改善に前向きに取り組んでいるが、最新の更新では、一般的なアクションを新しいサブメニューでグループ化することでコンテキストメニューの表示項目を整理した。例えば、パスのコピーやZipファイルへの圧縮などは、新しい「ファイル管理」サブメニューにまとめられている。

  • エクスプローラーのコンテキストメニューの変更 出典:Microsoft Insider Blog

    エクスプローラーのコンテキストメニューの変更 出典:Microsoft Insider Blog

音声入力におけるスムーズなディクテーション

これまで音声アクセスで利用可能だった「Fluidディクテーション」機能が、音声入力でも利用できるようになった。Fluidディクテーションは、話すときに自動的に文法や句読点を修正することでよりスムーズにディクテーションできるようにする機能。音声入力の精度が大幅に向上することになる。

ここで紹介されている新機能はまだプレビュー段階であり、正式リリースまでには何段階かの仕様変更が行われることがあるため注意が必要。また、一部の機能は地域やユーザーごとに段階的に展開される設定になっているので、アップデートを適用してもすぐにはできない可能性がある。