Windows Centralは11月27日(現地時間)、「Microsoft adds new "app updates" page to Windows 11's Settings app for updating certain apps using Windows Update」において、MicrosoftがWindows 11の設定アプリに対して、インストール済みアプリケーションを一括で更新できる機能を実装中だと伝えた。

新たに追加される「App Updates」ページで更新があるアプリの確認と、Windows Updateを利用したアップデートが可能になるという。

Windows Updateサービスでのアプリ更新に対応か

現在のWindowsにはOSのアップデートとアプリのアップデートを一括で行うための仕組みが用意されていない。Windows UpdateはあくまでもOSのコアコンポーネントのための更新の仕組みであり、個別のアプリの更新はサポートしない。Microsoft StoreからインストールしたアプリについてはStoreアプリで管理できるが、これはWindows Updateとはまったく異なる仕組みである。

Microsoftはこの状況の改善に乗り出したようだ。Windows 11の最新のInsiderビルドでは、設定アプリの「アプリ」ページに、新たに「App Updates」というページが加わった。ここにはWindows Updateのように「Check for updates」ボタンと、最終チェック日時が表示されている。筆者の環境では、今はまだ「Check for updates」を押しても何も起こらないが、本来はアプリの更新の有無をチェックするものであることは明らかだ。Windows Updateに習えば、更新があるアプリは一覧に表示され、そこからアップデートを実施できることになるだろう。

  • 設定アプリに新たに登場した「App Updates」ページ

    設定アプリに新たに登場した「App Updates」ページ

「Advanced Options」と「Configure update policies」のセクションは、それぞれWindows Updateの「詳細オプション」と「構成された更新ポリシー」のページへのリンクになっている。したがって、このアプリの更新はWindows Updateの設定と関連づいているようだ。

更新作業の効率化に期待

「App Updates」がどの種類のアプリの更新をサポートすることになるのかはまだ明らかではないが、WindowsのデフォルトアプリやOS組み込みアプリに加え、企業が全社で配布するビジネスアプリケーションなども想定対象に含めれば、情報システム部門は更新作業の効率化が期待できる。Windows Centralの記事では「これを使用することを選択したアプリのみに適用される」と説明しており、Microsoft Storeの管理下にあるアプリは対象外とのこと。

OSやインストール済みアプリを最新の状態に保つことは、PCの安全を守るためにきわめて重要だ。Microsoftは最近、Microsoft Storeアプリについても機能拡張を進めている。Microsoft Storeを充実させることは、Store管理アプリの利用の促進につながる。Microsoftは、Windows Updateのアプリ対応とMicrosoft Storeの拡充という2つの軸で更新体験を向上し、ユーザーに「更新を当たり前の習慣」として根付かせようとしている。