Appleは9月15日(米国時間)、「System requirements for iCloud - Apple Support」において、iOS 10およびmacOS 10.12をiCloudのサポート対象外とすることを発表した。

これらオペレーティングシステムを実行しているデバイスは、iCloudを利用したバックアップと復元、写真の同期、デバイスを探すなどのサービスにアクセスすることができなくなる。

  • System requirements for iCloud - Apple Support

    System requirements for iCloud - Apple Support

iCloudの新たな最小システム要件

iCloudの新しい最小システム要件に含まれるサポート対象のOSバージョンは次のとおり(一部サービスは異なる要件が適用される)。

  • iOS 11
  • macOS High Sierra 10.13
  • watchOS 4
  • tvOS 11
  • visionOS 1

今回サポート対象外となったiOS 10は、iPhone 5、iPhone 5cの最終バージョンとされる。そのため、これらデバイスは自動的にiCloudのサポート対象外となる。iPhone 5cと同じ2013年9月20日に販売開始されたiPhone 5sは、iOS 12が動作することからサポート対象に含まれる。

iCloudにできなくなったらどうする?

デバイスからiCloudサービスにアクセスできなくなったユーザーは、Webサービスの「iCloud」から写真やファイルなどにアクセスすることができる。デバイスのバックアップデーターについては180日以内に削除される可能性に注意が必要(参考:「iCloudデバイスバックアップを表示および管理する - Apple サポート (日本)」)。

すべてのiCloudサービスを引き続き利用したいユーザーは、iOS 11以降を実行するデバイスに移行する必要がある。ただし、iOS 14以前のバージョンに対するセキュリティアップデートは長らく実施されていないため、iOS 15以降を実行できるデバイスへの移行が推奨される。