日本IBMとSCSK、レッドハットの3社は9月16日、AIなど最先端のメインフレーム技術とクラウドネイティブなアーキテクチャを適材適所で組み合わせたITインフラストラクチャ、開発・運用の自動化、コンテナ型の仮想化を活用して、実行環境を問わず、システムのモダナイゼーションを実現する基盤の構築に向けた検討を開始した。
取り組みの概要
基盤は、将来を見据えた柔軟性の高いシステム環境を備えているほか、開発から運用までを一体化・自動化することで、開発生産性向上と運用コストやリスクの低減を実現し、システムの複雑化やIT人材不足といったDX(デジタル・トランスフォーメーション)やAIの導入、データ利活用を推進する上での課題解決を図るもの。
具体的には、SCSKが提供する「MF+」や「NebulaShift」といったサービス、基盤を組み合わせて活用することで、既存のITインフラストラクチャやアプリケーションを効率的にハイブリッドクラウド環境へ展開し、モダナイゼーションを加速させるという。コンテナ基盤導入においては、Red Hatの製品を活用する。
MF+はメインフレームのトランスフォーメーションをワンストップで実現するサービスであり、NebulaShiftは企業のITインフラストラクチャやアプリケーションのモダナイゼーションを支えるクラウドネイティブ基盤。
また、今回の構築する基盤をAI、コンテナ、仮想マシンのワークロードを自動でシームレスに統合し、メンテナンスなどのライフサイクル全体を簡素化・自動化するIBM FusionやIBMのオートメーション(自動化)製品群と連携することで、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)やITインフラストラクチャ管理、セキュリティ対応の高度化と標準化を推進し、アジャイル開発に求められる即応性と柔軟性を実現していくという。
これにより、基幹系システムの要であるメインフレームの安定性と先進性を維持しつつ、クラウドネイティブなアーキテクチャへ段階的な移行が可能となり、将来を見据えたITインフラストラクチャの最適化を図るとともに、将来的なAIの本格活用に向けて変化に柔軟に対応し、DXを支えるシステムへと刷新することができるとのことだ。
