Microsoftは9月12日(米国時間)、「Windows message center|Microsoft Learn」において、Windows 10バージョン22H2のサポート期限まで残り30日を切ったと伝えた。
Windows 10のサポートは2025年10月14日に期限を迎え、同日リリースが予定されているセキュリティ更新プログラムを最後に、更新プログラムおよびサポートの提供は終了する。
Windows 11への積極的な移行を促す
Microsoftはサポート終了後、新たに発見された脆弱性を修正しない方針を打ち出している。Windows 10 PCの脆弱性はそのままとなり、リスクが上昇することになる。
このリスクを回避するため4億台以上と推定されるWindows 10 PCユーザーには、期日までにWindows 11へ移行するか、または拡張セキュリティ更新プログラム(ESU: Extended Security Update)に登録することが求められている。
Windows 11の「最小システム要件」を満たしているPCの場合、無償でアップグレードすることができる。最小システム要件を満たしていない場合はPCを買い替えるか、拡張セキュリティ更新プログラムに登録する必要がある。
拡張セキュリティ更新プログラムに登録するとどうなる?
拡張セキュリティ更新プログラムに登録すると、セキュリティ更新プログラムの提供を延長することができる。Microsoftは「最終手段」と述べ、利用には消極的な姿勢を見せているが、選択に迷っているユーザーや移行困難なユーザーには有効な救済措置となる。
拡張セキュリティ更新プログラムは個人で1年間(2026年10月13日まで)、法人で最大3年間の期限があり、法人は有償での提供となる。個人向けには無償を含む、3種類の料金体系が提供される。無償登録の具体的な方法は「Windows 10を無償で延長する方法 - 拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)の登録方法 | TECH+(テックプラス)」にて解説している。
Windows 11バージョン22H2/23H2もサポート終了
Windows 11バージョン22H2および23H2も、年内のサポート終了が予定されている。対象となるエディションごとの終了予定日は次のとおり。
- Windows 11バージョン22H2(Enterprise、Education、IoT Enterprise) - 2025年10月14日にサービス終了
- Windows 11バージョン23H2(Home、Pro) - 2025年11月11日にサービス終了
Windows 10からWindows 11へアップグレードする場合は、二度手間とならないようバージョン24H2にアップグレードすることが望まれる。なお、次期バージョンの25H2は年内のリリースが見込まれている。そこでESUを利用して時間を稼ぎ、25H2のリリース後にアップグレードする選択肢も検討の余地がある。
