IFSは、英国ロンドンに拠点を置くAI活用サプライチェーンソリューション企業の7bridgesを買収したと英国時間8月18日に発表。この買収によりIFSは、物流・輸送の最適化における機能を拡張し、「産業用AIリーダーとしてのIFSの地位を強化する」とアピールしている。
7bridgesはAIシミュレーションと分析を駆使し、低コストかつ高精度なデータ処理で物流ネットワークを自動化・最適化することで、複雑なサプライチェーン最適化の課題に対応している。IFSは製造業や航空宇宙・防衛分野からの強い需要を背景に、7bridgesが持つ強みを活かし、設備資産・サービス中心の産業へ拡大する大きな機会を見出しているという。
さらに、7bridgesが持つ技術や専門知識は、IFS Cloudにおける次世代AI対応サプライチェーンの開発を加速し、多分野にわたるIFSのシミュレーション・最適化機能の強化につながるとしている。
今回の買収は、TheLoopsの買収や、IFSのAIイノベーションアクセラレーター「Nexus Black」の立ち上げに続くもの。IFSは重要な産業において成長やレジリエンス(強靭性)、持続可能性を支えるAI主導の革新を提供する姿勢を示している。
7bridgesは製造・流通・輸送の各事業者が活用。物流データの活用による収益増加や、輸送コストの平均8%削減、物流関連のデータ入力・管理業務の90%自動化を実現しているという。急成長する物流最適化市場で成果を上げており、そのシミュレーション技術は業界全体の戦術的・運用的な意思決定を強化しているとのこと。
IFSのCEO、Mark Moffat氏は「AIを活用したサプライチェーン最適化における7bridges独自の機能は、自社の既存の強みを強力に補完するものであり、資産集約型の顧客に強く共感してもらえる。有能な専門家チームをIFSに迎えるのが楽しみだ」と述べている。
7bridgesのCEO、Philip Ashton氏は「IFSに参加することで、AIを通じてグローバルなサプライチェーンを変革するという我々のミッションを加速できる。IFSのリーチとリソースを活用し、新たな産業や地域にソリューションを展開することで、世界中の顧客に測定可能な効果を提供していく」と述べた。
