NECは7月28日、AIを活用した業務変革を目指す企業向けに、AI活用に重要な6つの観点(会社方針、ビジネス活用、ガバナンス、システム、データ、組織・人材)から多面的に分析・支援する「AIディスカバリープログラム+(プラス)」を販売開始したことを発表した。販売価格は800万円から(税別)。

  • サービスの位置づけ

    サービスの位置づけ

サービスの概要

同サービスは、NECがこれまで製造業・金融業などさまざまな業種・業界のAIプロジェクトを支援してきた実績や、社内でのAI開発・導入・活用定着に関する実践的な知見をもとに、AI活用を支援するもの。

「会社方針」「ビジネス活用」「ガバナンス」「システム」「データ」「組織・人材」の6つの観点から、企業のAI活用レベルを可視化する。これにより、企業ごとの状況に合わせ、最適かつ迅速な高度化を実現するための支援方針を提示する。

  • サービス概要:進め方とポイント

    サービス概要:進め方とポイント

同サービスでは、個々の顧客の成熟度や目的・ゴールに合わせて、最適なAI活用を支援する。また、自社をゼロ番目のクライアントとするクライアントゼロの考えのもと、最先端の社内DXを推進する中で培った実践的な知見を活かすことで、実現性の高いAIロードマップの策定が可能。

さらに、経営・業務の両視点から支援方針を示すことで、部分最適にとどまらず、企業全体の業務高度化やイノベーション創出を促進する。

サービスの特徴

サービスの特徴として、現状把握や具体施策の検討など複数のフェーズにおいて、NEC開発の生成AI「cotomi」を中心に、Agentic AIを活用しながら支援を行うことができる。

社内外の情報の包括的な検索やユースケース立案などの施策案の提示に活用することで、従来の属人的な戦略立案と比べ、精度・スピード・網羅性が大幅に向上し、短期間で経営に資するAI戦略の立案が可能となるという。