2025年6月 生成AIパスポート試験の結果が発表
生成AI活用普及協会(GUGA)は7月17日、6月1日から30日にかけて開催した「2025年6月 生成AIパスポート試験」の受験者数が前回比約1.6倍となる10759名となり、初めて1回あたりの受験者数が1万人を超えたことを発表した。
生成AIパスポートは、生成AIのリスクを予防することを目的とした資格試験。生成AIに関する基礎知識や動向、活用方法などのほか、情報漏洩や権利侵害などの注意点まで含めて、AIの初心者が最低限抑えておきたいリテラシーを体系的に習得できることが特長としている。
累計受験者数は27000名超に到達
生成AIパスポート試験は2023年10月開催の第1回目以降、約4カ月スパンで実施されてきており、今回で6回目。10759名の受験者のうち、合格者は8300名で合格率は77.14%となったという。また、これまでの累計受験者数は27101名となり、累計の有資格者数は20900名となったとする。
なお、GUGAでは今後も生成AIパスポート試験を通じた資格提供によって、生成AIの安全な活用に必要なリテラシーを有する企業・人材を可視化し、日本社会におけるAIリテラシーの標準化を推進していきたいとしている。