サイバー創研はこのほど、第7版の調査報告として5G整合推定SEP数、5G宣言SEP、5G実現特許、5G標準化寄書の4種における直近状況の調査・分析の結果を発表した。

  • 標準規格を支える5G整合推定SEPの保有比率

まず、5G整合推定SEP件数については、規格総件数が増える一方で、上位シェア企業の多くは保有比率が減少傾向となっている。そのうち、一部の企業はシェアを伸ばし、ランクアップしている。

5G実現特許は、10万件を超えてきており、10位以内の上位層はいずれも堅調に出願を行っている。11位〜20位の中堅層では、同じ技術分野の伸びが顕著となっている。

  • 5G実現特許の上位企業の出願動向の比較

6Gを睨んだ標準化の動きについては、新たな標準化目標となっているWIに対し、5G標準化寄書、5G宣言SEP、5G実現特許が呼応して件数が増え始めている事が分かった。