Windows Centralはこのほど、「6 registry tweaks you must add to your Windows 11 PC|Windows Central」において、Windows 11の上級ユーザーにオススメの設定を伝えた。
いずれも慎重な作業を必要とするが、パワーユーザーにメリットがある6つの設定が取り上げられている。
レジストリ操作を伴うので、注意を
Windows 11では設定アプリ、コントロールパネル、グループポリシーエディターなどからシステムを設定することができる。通常はこれだけで十分なカスタマイズが可能だが、レジストリを操作することでより細かい設定を行うこともできる。
Windows Centralはこのようなレジストリ操作を伴うパワーユーザー向けの設定として、次の6つを伝えている。
設定アプリのホームページ無効化
Microsoftの宣伝に使用される設定アプリの「ホーム」ページを無効化して、デフォルトで「システム」ページを表示させる
Windows Updateの自動更新を停止
Windows Updateの自動的なダウンロードおよびインストールを無効にする。この設定後も手動によるアップデートはできる
ロック画面の無効化
Windowsのサインイン画面の前に表示されるロック画面を無効にする。ロック画面を必要としないユーザーはサインインを高速化できる
Windows SearchのWeb検索を無効化
タスクバーの検索を使用するとアプリ、設定、ドキュメントの検索に加え、Web検索も実行される。このWeb検索を無効にして、検索対象をローカルに限定する。Windows Centralは欠かせない設定として推奨している
Windows 10スタイルのコンテキストメニュー復活
Windows 11の整頓されたコンテキストメニューから、従来のコンテキストメニューに戻す
レジストリの自動バックアップ
Windows 11バージョン1803まで有効だったレジストリの自動バックアップを復活させる。ストレージの圧迫を避けるために削除されたが、レジストリの復元を必要とするユーザーは有効化することができる
Windows Centralはこれら設定方法を上級者を対象として解説している。レジストリ操作を誤ると取り返しのつかない事態に陥る可能性があることから、実際の作業はパワーユーザーに依頼するか、完全なバックアップを事前に作成して慎重に作業することがおススメしたい。