NTT東日本は5月29日、企業一社を対象に開催する無料のセキュリティワークショップ「SmoothRoadmap」を提供開始すると発表した。

3日間のワークショップを通じて、セキュリティにまつわる課題を可視化し、対策の優先順位を整理した上で、実践的な改善ロードマップを企業と同社のセキュリティコンサルタントが描く。

ワークショップの流れ

ワークショップを開催する前に、リモートで説明が行われ、ヒアリングシートを記入する。

1日目は、同社のコンサルタントがセキュリティ対策状況を可視化する。ゴールは、事前に記入したヒアリングシートだけでは把握しきれなかった実情や課題を詳しく掘り下げること。

2日目は、ユーザーのセキュリティ対策状況をもとに、同社のコンサルタントが課題を抽出し、解決に必要なベストプラクティスを紹介する。ゴールは、ワークショップの参加者が意見を交わし、このベストプラクティスを深く理解すること。

最終日は、2日間にわたるディスカッションをもとにリスク評価を行い、その優先順位をもとにロードマップを作成する。社内のエグゼクティブにも納得してもらって情報セキュリティ対策を実施できるよう、説明に向けた戦略面のサポートも行う。