トップページであるindex.htmlに表示できる情報には限りがある。その下に、どれほどたくさんの情報があろうとも、index.htmlに漂流してきたユーザーは、瞬時に判断を下して去っていく。これを防ぐ一つの方法が、サイト内検索機能だ。ジーニーは5月15日、導入社数が1,000社を超える同社提供の企業・ECサイト内検索ツール「GENIEE SEARCH」のAPI機能拡充を発表した。

「GENIEE SEARCH API」は、キーワード検索、絞り込み検索、カテゴリー検索など幅広い検索ニーズに対応しており、検索条件に連動したコンテンツや関連キーワードの自動表示などRESTful API(HTTP/JSON)で容易にサイト内検索と連携できるものだ。今回、新たに検索条件に応じたハッシュタグやキーワード候補を取得する「絞り込み候補API」、カテゴリーごとの該当件数の集計結果を取得する「カテゴリー集計API」を追加している。

コンバージョン率を改善する高度な検索機能や関連コンテンツ表示機能の需要が急増しているが、自社での機能開発や運用は技術的に難易度が高く、開発コストや継続的なメンテナンスが課題となりAPI開発案件が増加していることを機能拡充の背景に挙げている。

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