Windows Centralは5月8日(現地時間)、「How to stop Windows 11 from automatically locking your PC|Windows Central」において、Windows 11の自動ロック機能を調整する方法を伝えた。Windows 11は一定時間操作がない場合にコンピューターを自動的にロックするが、この動作を変更する複数の設定方法を取り上げている。
Windows 11の自動ロックを調整する5つの方法
Windows 11は一定時間操作がない場合にコンピュータを自動的にロックする機能がある。これはユーザーがコンピュータから離れている間に、第三者がデバイスに不正アクセスするのを防止する目的で提供されている。
重要なデータやプライバシー保護に配慮した機能だが、その心配がないユーザーには不要な作業を強いることになる。記事ではそのようなユーザーに向けて、次の5つの調整方法を伝えている。
サインインオプションを調整する
設定アプリを起動し、「アカウント」→「サインイン オプション」画面を表示する。「追加の設定」に含まれる「しばらく操作しなかった場合に、もう一度Windowsへのサインインを求めるタイミング」オプションを「常にオフ」に変更する。
この設定を行うと自動ロックは無効になり、スリープ状態から復帰した場合においてもロックされなくなるという。記事では指紋または顔認識によるサインイン機能を使用している場合、この設定を変更できないと説明しているが、筆者の環境では変更できることを確認している。
動的ロックを無効にする
Windows 11にはBluetooth経由でペアリングしているスマートフォンが離れた場合にPCを自動的にロックする「動的ロック」機能が搭載されている(参考情報:「動的ロック | Microsoft Learn」)。
この機能を設定するには「アカウント」→「サインイン オプション」画面を表示し、「追加の設定」に含まれる「動的ロック」から行う。「その場にいないときにWindowsでデバイスを自動的にロックすることを許可する」オプションをオフにするとロックが無効になる。
スクリーンセーバーを無効にする
Windowsにはスクリーンセーバーの起動をトリガーにしてPCをロックする機能がある。この機能を調整するには、設定アプリの「個人用設定」→「ロック画面」を開き、「関連設定」から「スクリーンセーバー」をクリックして「スクリーンセーバーの設定」ダイアログを表示する。
ダイアログの「再開時にログオン画面に戻る(R)」オプションをオフにする。この設定を行うと、スクリーンセーバー終了後にサインイン画面を表示することなく、デスクトップに復帰できるようになる。
電源設定を変更する
自動的にロック画面に入るまでの時間は電源設定から調整することができる。この時間を「なし」にすることで、ロックを無効にすることができる。設定は設定アプリの「システム」→「電源」を開き、「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」から行う。
プレゼンスセンシングを設定する
一部のWindows 11 PCにはプレゼンスセンサーと呼ばれる特殊な人感センサーが搭載されている。このセンサーは静止している人との距離を検出できるという特徴があり、高精度な離席の検出が可能とのこと。
Microsoftはこの機能を「プレゼンスセンシング」と呼んでおり、離席に連動した画面のオン/オフ、スリープ状態の切り替えに使用している。
プレゼンスセンシングの設定はMicrosoftの公式サポート「Windows 11でのプレゼンス センシング設定の管理 - Microsoft サポート」から手順を確認することができる。この設定画面の「離れたらデバイスの画面をオフにする」を無効にすることで、プレゼンスセンシングによるデバイスのロックを無効にできる。
Windows 11では前述のように複数の方法でデバイスの自動ロックを提供している。セキュリティとプライバシーに配慮した機能だが、自宅で利用するケースでは必要としないユーザーも多いのではないだろうか。Windows Centralは離席するたびにロックを解除する作業に疲れたユーザーに、ロックの無効化を提案している。



